悩める就活生に光を! ~自分だけのキャリアを支える『AIバディ』を創り出せるのか?~
何にチャレンジするのか?
AI技術を活用して、学生が自分の歩みたいキャリアを明確にし、そのキャリアを歩む手助けをすることで、学生を他者比較や漠然とした不安から解放し、納得感を持ってキャリアを形成できるようにすることに挑戦します。
なぜチャレンジするのか?
生成AIの普及により、就職活動における学生の精神的負担が増大しているという課題認識が背景にあります。誰もが高品質な成果物を作成できるようになった結果、不採用が学生自身の人間性の否定と受け取られやすくなり、「就活うつ」や自己肯定感の低下といった問題が深刻化しています。これは、入社後3年で約3割が離職するという採用のミスマッチにも繋がっています。私たち自身も、キャリア選択において強い焦燥感や戸惑いを経験したことから、この構造的な課題を解決し、すべての学生が納得感を持って社会へ羽ばたける未来を創りたいと強く考えているためです。
どのようにチャレンジするのか?
仮説の深化と検証:
まず、QWSに集う企業の採用担当者、現役学生、大学関係者など多様なステークホルダーとの対話を重ねます。アイデアの有効性を多角的に検証し、サービスの解像度を高めます。
プロトタイプの開発と改善:
検証で得られた知見を基に、サービスの核となる機能を持つプロトタイプを開発します。開発したプロトタイプはQWSコミュニティの方々に試用していただき、実践的なフィードバックを得ることで、高速で改善サイクルを回します。
社会実装に向けた発信と普及:
QWSが持つ発信力を活かして、本プロジェクトの社会的意義を広く社会に問いかけます。将来的にサービスを導入いただく可能性のある企業や大学関係者へその価値を届け、社会実装への第一歩とします。
プロジェクトメンバー
中野 秀太
中野 秀太
上智大学総合人間科学部社会学科所属。大学入学後にデータサイエンスに興味を持ち、インターン等を経て今回のプロジェクトに至る。軟式野球部2代目主将。
Linkedin:https://www.linkedin.com/in/shutanakano
兼田英翔
兼田英翔
経済学科に所属し、データ分析や行動経済学に関心を持ち始め、日常の選択や社会の仕組みを数字で捉える面白さを学んでいます。経済の理論を実践に活かし、ミスマッチのない社会づくりに貢献できる人材を目指しています。
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リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
私たちの問い「自分だけのキャリアを支える『AIバディ』を創り出せるのか?」が実現した先には、大学生活の4年間が、社会とリアルタイムに接続された壮大な「キャリア創造シミュレーションの場」へと変貌するという未知の価値が生まれます。
これは、就職活動という特定の期間だけを支援する従来のサービスとは全く異なります。大学に入学した全ての学生が、自身のスマートフォン上で、履修する科目やサークル活動、アルバイトといった一つ一つの選択が、未来のどの職業にどう繋がるのかを、企業の中途採用情報という膨大なデータに基づいて常に可視化しながら体験できるようになります。これにより、学生は「何をすれば評価されるか」という他者基準の「ガクチカ」作りから解放されます。
その結果、学生は自身の興味関心と社会で求められるスキルを重ね合わせながら、4年間を通して主体的に「自分だけのキャリア」を設計し、実装していくのです。これは、学生と社会の間に横たわる情報の非対称性を解消し、これまで多くの学生が認識できていなかった大学生活とキャリアの密接な繋がりを可視化することで、誰もが納得感と目的意識を持って社会へ羽ばたいていく、新しい人材育成のエコシステムそのものを創造する価値だと信じています。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
本プロジェクトの原点は、私たち自身が大学生活で抱いた共通の「キャリアへの戸惑い」と、それに伴う強烈な焦燥感です。大学入学までは受験勉強がすべてでしたが、入学直後から「キャリア」という言葉を突きつけられました。特に就職活動が本格化すると、友人や先輩が次々とインターン合格や内定を掴む中、自分だけが思うような結果を出せず、自己否定と社会から取り残されるような感覚に陥りました。 その焦りから、深く考えないまま受ける企業を増やし、失敗を重ねてさらに精神的に追い詰められるという悪循環を、身をもって経験しました。気軽に相談できる先輩や社会人も身近におらず、独力での情報収集には限界があります。結果として、目先の「ガクチカ」作りに追われ、5年後・10年後を見据えた本質的な問いに向き合えずにいました。この痛みを伴う原体験から、現代の就職活動が抱える構造的な課題を強く意識し、本プロジェクトの着想に至りました。
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