学術研究はクリエイティブの力で渋谷の街に溶け込むか?

プロジェクト名 Academimic
#研究#サイエンス#物語#エンタメ#世界観#クリエイティブ
Academimicは研究とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベルです。
研究に触れてうまれたエモーショナルな想像を小説、音楽、映像、空間展示などあらゆるメディアで表現し、フィクションとノンフィクションの間にある新たな体験を作っています。
高エネルギー加速器研究機構や東京大学をはじめとした研究機関や、クリエイター/アーティストとともに研究由来の作品を制作・展示。
QWSを制作の拠点として、準備期間の活動もコンテンツとして発信していきます。

何にチャレンジするのか?

論文や学会発表では扱われない、研究のエモーショナルな側面を作品として形づくり、研究の新たなアウトプットの形を目指す。

なぜチャレンジするのか?

「虫が好き」「宇宙こわい」「脳って不思議」のように、科学や研究の原体験の中心にあるのは感情で、一種のエンタメを見て感じる感情がアカデミアにもあったはずだ。
形にならない、記録に残らないセンスオブワンダーを作品化して多くの人と共有したいと思い本プロジェクトを立ち上げた。

どのようにチャレンジするのか?

11月のSocial Innovation Week SHIBUYA2024の一環として、MIYASHITA PARKにて作品を大々的に展示するAcademimic Museum(仮)を開催予定です。
高エネルギー加速器研究機構や東京大学などの研究者の研究テーマを、クリエイター・アーティストとともに作品化・展示していく。

浅井順也

Sci-Pop Director

浅井順也

Sci-Pop Director

科学とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベルAcademimic主宰。論⽂でも学会でもない新たなアウトプットを⽬指し、研究に触れてうまれた想像を小説、映像、音楽、イベントやプロダクトなどあらゆるメディアで発信中。WIRED Creative Hack Award等受賞。DIG SHIBUYA 2024連携プロジェクト選出。

 

 

馬場由峰

Creative Director/Composer

馬場由峰

Creative Director/Composer

インターフェースデザインを専攻。クリエイティブエージェンシーにてオンオフを横断した統合コミュニケーションやブランディング、広告施策の企画制作などを担当。広告業の傍ら、アカペラによる多重録音作品やVOCALOIDをはじめとするDTM作品の制作、及びイベントやブランドにおけるロゴデザイン制作などの創作活動を行う。WIRED Creative Hack Award受賞。

大田菜緒

Strategic Planner / Designer

大田菜緒

Strategic Planner / Designer

マーケティング担当。女子美術大学から現在、武蔵野美術大学大学院に在学中。 クリエイティブ制作・企画・発信・教育など幅広い領域をカバー。

kohe

Artist

kohe

Artist

ボカロP/トラックメイカーとして楽曲とその動画制作を行う。
学術研究の経験もあり、CERN(欧州原子核研究機構)の素粒子物理実験においてミューオンに関する研究で修士号を取得。
現在はデータサイエンティストとして画像認識AIを用いたソリューション開発を行う傍ら、科学に触れたときのワクワク感を表現するためにAcademimicでの音楽制作活動を行う。

https://lit.link/kohe3745

採択者からのコメント

どんな研究にも始めた動機にはエモーショナルな何かが含まれているはず。
そこに目を付け、小説、音楽、映像などで研究の魅力を発信するアイデアに惹かれました。多くの研究者は、専門分野以外の人に研究成果を伝えることを得意としていません。
研究と芸術の融合から生まれる新しい何かに期待しています。
東京工業大学 教授花岡 伸他

リーダーインタビュー

あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?

研究の情緒的な側面が価値になる、そんな未来を描いています。
「研究テーマは面白いけど、なんの役に立つのか」、そんな声をいろいろなところで聞いてきました。すぐに役に立つものではなくとも、そこから着想を得た想像は新たな視点をもたらす世界観を、そして現実的な社会実装の熱いモチベーションに繋がると信じています。
経済的な価値が紐づきにくい研究をクリエイティブの力によって、フィクションでもノンフィクションでもない新しいエンタメ体験へと昇華し新たなエコシステムを作りたいと考えています。

あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?

人生の文脈に沿った科学に救われたから。 ”科学”を標榜しているので勘違いされやすいのですが、 私は中学、高校の成績は最下位に近く一般的な科学好きのイメージの優等生からは遠くかけ離れた人間でした(今もそうです。) 当時、勉強の不出来だけでなく、学校の人間関係や生活面で幼いながら多くの悩みを抱えており、自分では精一杯してるつもりなのに、考えてもうまくいかない頭の不出来を責めていました。
その時に出会ったのが偶然手にとった雑誌に書いてあったリベットの自由意志実験でした。
自由意志実験とは「やろう」という意思より前に脳内で神経活動が起こっていることが示唆された実験です。 それはただの知識でしたが自分の人生に置き換えた時に衝撃を受けました。
意思は後付けでしかなく、コントロールできない反射で生きている。
この解釈は人によって良くも悪くもありますが、こう考えた時に視界が開かれた気がしました。 何よりもフィクションではなく実験という現実の舞台で議論されており、誰かの思想ではないということが大きかったと思います。
これは一種の科学とのコミュニケーションだったと思います。
自分の人生に影響を与えたように、科学を生活に還元できる形にして、広い入り口を作りたいと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
今回、渋谷という街に学術研究をインストールすることで、自分の価値観に少しでも震わせる、思いもしない出会いが同時多発的に起きて欲しいと思っています。

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