SHIBUYA Co-Creation Lab for Living Innovation 産官学連携から始まる、暮らしと住まいのこれからの姿

イベント概要
- 日付
- 2025/09/04(木)
- 時間
- 18:30 - 20:00
- 場所
- SCRAMBLE HALL(SHIBUYA QWS内)
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名程度
本当の暮らしの豊かさってなんだろう?
人口減少や少子高齢化、世界の政治不安が加速している現代において無限の経済成長に頼る社会も限界を迎えています。大量生産・消費という暮らし方ではなく、本当の人々のための経済のあり方を考えていく必要があります。
SHIBUYA QWSでは2025年8月より複雑化する「暮らしと住まい」のこれからを考え、そしてプロジェクトを生み出していくために企業・大学・自治体が分野横断的に連携し、新たな暮らしのあり方を構想・実践する共創型プロジェクト「SHIBUYA Co-Creation Lab for Living Innovation (通称 Linn SHIBUYA)」をスタートしました。
Linn SHIBUYAは、「豊かさとは何か」という問いを、人、企第、大学、自治体との共創を通して深め、新しい暮らし方や生きる喜びを見つける共創研究実践機関であり、組織の根割りを超え、経済の枠を超え、自然とのつながりや心の豊かさ、地域の温かさ、人とのつながりの深さなど多面的で情緒かな視点から新しい豊かさを描き出していきます。
本イベントでは、Linn Co-Creation Program第1期のテーマオーナーを務めている,「行政組織によるデザインの実践」に取り組まれている中山郁英氏、身体的経験を共有・創造・拡張する身体性メディアの研究開発と社会実装に取り組む南澤孝太氏、日産にて新規事業開発を担当する安東慶人氏、イノベーション創出と新規事業開発の専門家である横田幸信氏を招き、「産官学連携から始まる暮らしと住まいのこれから」をテーマにした、公開テーマトークセッションを実施します。
前半の公開セッションと、後半の参加者限定ワークショップの二部構成です。公開セッションでは、プロジェクトの概要説明とテーマトークセッションを通じて、今後の暮らしの可能性についての議論を行います。後半はLinn Co-Creatin Programへの参加者向けにワークショップを実施します(プログラム参加者限定/一般参加者は見学可能)
▼企画詳細
日時: 9月4日(水) 18:30~20:00(18:00〜開場)
会場: SHIBUYA QWS スクランブルホール
参加費:
前半公開テーマトークセッションへの参加:無料
ワークショップ:Linn Co-Creatin Programの既存参加者限定参加/一般参加者は見学可能
定員: 100名程度
主催: SHIBUYA QWS Innovation協議会 (SQI協議会)
企画運営:SHIBUYA Co-Creation Lab for Living Innovation(Linn)/ADDReC株式会社
▼タイムライン
18:30~20:00(1.5時間):公開セッション
18:00-18:30|受付開始・開場
18:30-18:45|ご挨拶
SHIBUYA QWS 野村幸雄館長
18:45-20:00(約75分) |「産官学連携から始まる、暮らしと住まいのこれからのすがた」Linn公開セッション
登壇者:中山郁英氏+南澤孝太氏+安東慶人氏+横田 幸信氏
▼ゲスト・登壇者紹介
野村 幸雄(Nomura Sachio)
渋谷スクランブルスクエア株式会社 営業一部 部長/SHIBUYA QWS エグゼクティブディレクター/SHIBUYA QWS Innovation協議会 運営委員長
2001年に東京急行電鉄株式会社に入社し、財務部にてファイナンス業務を担当。2010年に株式会社東急百貨店へ出向し、経営統括室にて同じくファイナンス業務を担当。2014年に復職し、都市開発事業本部渋谷開発、事業部にて渋谷スクランブルスクエアのプロジェクトマネジャーとして企画・開発を担当。2018年に渋谷スクランブルスクエア株式会社へ出向し、引き続き現プロジェクトを担当。現在は「SHIBUYA QWS」で渋谷ならではのコミュニティから新たな社会価値の創出をめざしている。
横田 幸信/Yukinobu Yokota
i.school エグゼクティブ・フェロー
早稲田大学ビジネススクール非常勤講師
ADDReC イノベーション・ディレクター
イノベーション創出と新規事業開発の専門家。社会の持続的成長に向けた、企業の事業創出・組織構築・人材育成までを一貫して支援してきた。2006年、九州大学大学院修士課程を修了後、野村総合研究所にて経営コンサルタントとしてキャリアをスタート。2011年にイノベーション・コンサルティングファーム i.lab を創業、代表取締役としての会社経営に加え、大手企業を中心に100件以上の新規事業・組織変革プロジェクトにコンサルタントとして携わる。主に新規事業創出、ビジネスデザイン、未来洞察、ブランド戦略などに強みを持つ。教育・研究の分野では、イノベーション人材育成プログラム東京大学i.school にてディレクターを10年間務めたほか、早稲田大学ビジネススクールにてイノベーション・マネジメント関連科目を担当。学術・産業両面からの実践知を活かし、次世代イノベーション人材の育成にも力を注いできた。著書「INNOVATION PATH ―イノベーションパス― 成果を出すイノベーション・プロジェクトの進め方」(日経BP、2016年)は、日本・中国・台湾で刊行された。発明者として合計60件(国内45件、国際15件)の特許出願・登録実績あり。発明は主に水処理技術、皮膚・生体計測技術、音声制御技術、物流技術など多岐にわたる。
南澤 孝太/Kouta Minamizawa
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)教授
科学技術振興機構ムーンショット型研究開発事業・目標1プロジェクトマネージャー
2005年東京大学工学部計数工学科卒業、2010年同大学院情報理工学系研究科博士課程修了、博士(情報理工学)。KMD Embodied Media Projectを主宰し、身体的経験を共有・創造・拡張する身体性メディアの研究開発と社会実装、Haptic Design Project を通じた触覚デザインの普及展開を推進。日本学術会議若手アカデミー幹事、テレイグジスタンス株式会社技術顧問
中山 郁英(Ikuei Nakayama)
立命館大学 経営学部 准教授
立命館大学デザイン・アート学部、デザイン・アート学研究科設置委員会 委員
合同会社ケイフー共同創業者/業務執行社員
滋賀県長浜市生まれ。大学卒業後、トヨタ自動車、コンサルティング会社、東京大学 i.schoolスタッフ等を経て、2017年より活動拠点を滋賀県長浜市に移す。合同会社kei-fu(ケイフー)プロジェクトマネージャーとして主に行政や歴史ある組織と協働。シンクタンクにて官民のフォーサイト実践にも従事。研究活動では「行政組織によるデザインの実践」をテーマに研究。著書に『行政×デザイン実践ガイド 官民連携に向けた協働のデザイン入門』(ビー・エヌ・エヌ)がある。京都工芸繊維大学大学院デザイン学専攻博士後期課程修了、博士(学術)。総務省地域力創造アドバイザー。社会教育士(島根大学)。
安東 慶人(Yoshito Ando)
日産自動車株式会社 経営戦略本部 コーポレートビジネス開発部
シニアマネージャー
アンビシャスタイムプロジェクトリーダー
家電、通信、IoT、自動車の、幅広い業界において前例のない0→1商品/サービス/事業企画創出と実現に特化したプロジェクトリーダー。アイデア、ビジネス、技術実現性、パートナー交渉すべてを同時に検討するスタイル。おもちゃから自動車、医療機器まで700以上の企画創出、400億円以上のビジネスを構築。徳島大学電気電子工学科を卒業後、総合家電メーカーで4年、ソフトバンクで11年、日産自動車で7年と22年以上チャレンジを継続。4年間シリコンバレー駐在員として、世界中のスタートアップと共創。副業として国内外のスタートアップ立ち上げを3社行った。日産自動車では自動運転、SDV時代を見据えたチャージング+、トラベルトリガー、in car game、アンビシャスタイムを0から立ち上げ、市場実装に向けて強力に推進中。