「超高齢化×新型感染症併存の社会とどう向き合うべきか:腸内細菌の有用性を探る」 第1回目テーマ「腸内細菌は先端研究と新ビジネスの宝庫?:人工知能との融合による新しい医療」〜QWSアカデミア(早稲田大学)

2020.08.12(水)
0812アカデミア

イベント概要

日付
2020/08/12(水)
時間
17:30 - 19:00
場所
オンライン
参加費
無料

腸内細菌の研究は、超高齢化社会において不可欠な研究領域であり、ほかの先端科学・テクノロジーとの融合が世界中で進展し、新しいビジネスが芽吹いています。さらに、新型コロナ感染症など今後も新たに出現してくる感染症の予防・治療に役立つのかなど議論されています。

そこで、QWSアカデミアの特集ワークショップ「超高齢化×新型感染症併存の社会とどう向き合うべきか:腸内細菌の有用性を探る」を、学生、企業人、一般など広く対象として隔週で開催します。本特集ワークショップでは、腸内細菌の研究とそのビジネスへの展開に関する動向と将来について分かりやすく説明し、今後、われわれが新型コロナ感染症など感染症とどう向き合っていくかも含めて議論します。

第1回目は「腸内細菌は先端研究と新ビジネスの宝庫?:人工知能との融合による新しい医療」をテーマに、北野宏明ソニーコンピュータサイエンス研究所社長(NPOシステム・バイオロジー研究機構会長)、山田拓司東京工業大学准教授(メタジェン副社長CTO)、浅井義之山口大学教授(AIシステム医学・医療研究教育センターセンター長)、大竹秀彦コランダム・システム・バイオロジー社長らを登壇者に迎え、開催します。

皆さん、腸内細菌の秘密を探って、パラダイムチェンジ進行中のわれわれの生活にどのように役立つのかを考えてみましょう。

<イベント概要>
●日時
8月12日(水) 17:30~19:00 (17:15 Zoom開場)
※イベント当日の11:00にチケットの販売を終了いたします。

●会場
Zoomにてオンライン開催
※本イベントにお申込みを頂くと、イベント当日に配信URLがメッセージで届きます。

●参加費
無料
※本ページ下記の【オンラインイベント参加に伴う注意事項】を必ずご確認の上お申込みください。

タイムスケジュール

17:15 開場 
17:25 QWS紹介
17:30 開会挨拶 朝日 透(早稲田大学 理工学術院 教授・WASEDA-EDGE人材育成プログラム 実行副委員長・グローバル科学知融合研究所 所長)
17:35 講演「腸内環境と疾患をつなぐAIの可能性」 山田 拓司(東京工業大学 生命理工学院生命理工学系 准教授/株式会社メタジェン取締役 副社長CTO)
17:50 講演「イスラエルの挑戦:世界最先端の生体データ解析」 大竹 秀彦(株式会社コランダム・システム・バイオロジー 代表取締役社長)
18:05 講演「生体ビッグデータに対するAI解析の可能性」 浅井 義之(山口大学 大学院医学系研究科 教授・AIシステム医学・医療研究教育センター センター長)
18:20 休憩
18:25 パネルディスカション
【パネリスト】
・北野 宏明(ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長/ソ二一株式会社 執行役員/NPO法人システム・バイオロジー研究機構 会長/沖縄科学技術大学院大学 教授)
・山田 拓司
・浅井 義之
【モデレーター】大竹 秀彦
18:55 閉会挨拶 朝日 透
19:00 閉場 

登壇者

山田 拓司

山田 拓司

2006年、京都大学大学院理学研究科博士課程修了 博士(理学)。京都大学化学研究所助手、ドイツの欧州分子生物学研究所研究員を経て、2016年より東京工業大学生命理工学院准教授。2014年よりヒト腸内細菌解析のための産学連携コンソーシアム「Japanese Consortium for Human Microbiome」を設立し、大学内の研究成果を産業応用につなげる活動を行っている。2015年には株式会社メタジェンを共同設立、同社取締役副社長CTOを兼任。専門は生命情報科学。

浅井 義之

浅井 義之

山口大学大学院医学系研究科システムバイオインフォマティクス講座教授、同大医学系研究科・附属病院AIシステム医学・医療研究教育センターの初代センター長。2003年、大阪大学大学院基礎工学研究科において博士(工学)を取得。その後、JSPS特別研究員(PD)として同大大学院工学研究科ならびにISI foundation (Italy), Lausanne University (Swtizerland) を遊学。2005年、産業技術総合研究所人間福祉医工学研究部門の研究員、2007年、大阪大学臨床医工学融合研究教育センターの特任准教授。2010年より沖縄科学技術研究基盤整備機構(現・沖縄科学技術大学院大学)のグループリーダに着任。フィジオーム・システムバイオロジー、神経系の計算論的アプローチ、人工知能の医学応用等の研究に従事。国内でも先駆けて医学部におけるシステムバイオロジー・人工知能の教育にも注力している。

北野宏明

北野宏明

ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長、ソ二一株式会社 常務、特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構会長。沖縄科学技術大学院大学教授。国際基督教大学にて物理学のB.A.を、京都大学にてコンピューターサイエンスのPh.D.を取得。1988年~1994年、カーネギー・メロン大学のMachine Translationセンターの客員研究員。1998年~2008年、科学技術振興事業団ERATO北野共生システムプロジェクトとその後継プロジェクトの総括責任者兼務。ロボカップ国際委員会Founding Trustee、npj Systems Biology and Applications編集長等を務める。計算生物学、人工知能、超並列コンピュータ、自律ロボット、システムバイオロジー、オープンエネルギーシステム等の研究に従事。

大竹秀彦

大竹秀彦

米マネジメントコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー、WPPグループの広告代理店JWTで医療機器、医薬品、消費財、自動車等の戦略・営業・マーケティングのリサーチ・コンサルティングを経験。その後、聖マリアンナ医科大学・新日本科学と共同で設立した知的財産管理のベンチャー経営等を経て、2011年市場調査会社カンター・ジャパンに入社、代表取締役社長として国内外のブランド戦略立案に関わる。2020年株式会社コランダム・システム・バイオロジーを設立し、代表取締役社長に就任。東京大学教養学部国際関係論学科、ハーバード大学MBA(経営学修士)、東京大学薬学部薬学系研究科博士後期課程。

ワークショップマネジャー

朝日透

朝日透

早稲田大学にて、1992年に博士(理学)、2007年に経営学修士を取得し、Super Technology Officer (STO)となる。早稲田大学の理工学部応用物理学科助手、各務記念材料技術研究所助教授、理工学総合研究センター助教授、先端科学・健康医療融合研究機構教授などを経て、現在、早稲田大学生命医科学科・専攻およびナノ理工学専攻の教授、5年一貫制博士課程先進理工学専攻の主任教授、グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長を務める。将来のアントレプレナーやイントレプレナーを育成するWASEDA-EDGE人材育成プログラムに取り組み、実行副委員長を務める。学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に精力的に取り組んでいる。専門は、キラル科学、生物物性科学、結晶光学、機能性薄膜、対称性の破れ、コオロギゲノム関連研究。

総合司会

溝上 茉里子

溝上 茉里子

早稲田大学創造理工学部経営システム工学科5年。早稲田大学グローバルリーダーシップフェローズプログラム5期生としてUniversity of California, Berkeleyに交換留学し、データサイエンスとビジネスを専攻。帰国後、TOMODACHI-STEM @Rice Universityプログラムを通して、ライス大学にて機械学習を用いた糖尿病の合併症の研究を行い、最優秀ポスター発表賞を受賞。その他、早稲田大学アントレプレナー育成海外武者修行プログラム“No Venture, No Victory”派遣、TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program参加、学生団体Waseda AI Lab共同創設など。

【オンラインイベント参加に伴う注意事項】※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点で、ご同意頂いたとみなします)
・ZOOMの使用方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
・ZOOMの使用は、パソコンの場合はカメラ、マイク機能がついたもの、スマートフォンの場合はGoogleplayやAppstoreなどから事前にアプリのインストールが必要です。(インストールや使用は無料ですが、別途インターネット回線が必要です。)
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・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・本イベントの録画・録音はご遠慮ください。
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・後日配信するための動画の撮影や、チャットの事後共有を行う予定はございません。
・参加者とのチャットを使った双方向のやりとりを想定していますが、迷惑行為だと主催者側が判断した場合は、即時ご退場いただき、今後の参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

 

主催:Shibuya QWS イノベーション協議会
共催:グローバル科学知融合研究所/QUE/日本マイクロバイオームコンソーシアム
協力:WASEDA-EDGE人材育成プログラム
問合せ先:https://que-org.github.io/Contact

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