研究者の卵『iGEMer』が未来を切り開くためには何が必要か? ~iGEM Japan Spring Meetup 2025~」(QWSアカデミア早稲田大学)

イベント概要
- 日付
- 2025/03/31(月)
- 時間
- 14:00 - 19:10
- 場所
- CROSS PARK (SHIBUYA QWS内)
- 参加費
- 無料
【SHIBUYA QWSオリジナルプログラム ”QWS ACADEMIA” 】
大学と連携した「未知の問い」と出会うプログラムです。大学には多様な「問い」と向き合う学生や研究者がいます。「QWS ACADEMIA」は、単に知識が伝達される授業ではなく、双方向に刺激を与え合い、化学反応を生み出すことを目指します。
【開催主旨】
本イベントは、合成生物学の世界大会であるiGEM2025に出場する日本の大学生、高校生チーム、またその経験者Alumni、大会審査委員会の木賀大介教授(早稲田大学教授)が集い、合成生物学の進展や社会実装に関する議論を深めるとともに、チーム間の交流を促進する場を提供することを目的としています。
この2年間は、iGEM Japan Communityにとって転換点となる年でした。一昨年のiGEM2023で、高校生チームのJapan-Unitedが日本初の総合優勝であるGrand Prize獲得したのに続き、昨年のiGEM2024では早大チームのWaseda-Tokyoが日本勢として初めてUndergradで総合成績10位以内に入るという過去に例を見ないほど日本チームの活躍が見られました。その波に乗ってiGEM Japan Communityを盛り上げるキッカケとなることを目指しています
iGEMは、世界中の学生が競い合いながら合成生物学の新しい可能性を探る場として機能しています。本Meetupでは、研究活動の進捗や課題を共有し、互いに刺激し合うことで、日本チーム全体の士気を高めることを目指します。また、合成生物学の応用や社会実装についても話し合い、新たなアイデアやネットワークを創出する機会とします。
【概要】
◆日時:2025年3月31日(月)14:00-19:10(開場:13:30)
◆会場:渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS クロスパーク
◆参加費:無料
◆参加申込先:https://qws-academia-250331.peatix.com
◆対象者:これからiGEMに出場する高校生、大学生、大学院生など
◆合同主催:SHIBUYA QWS Innovation協議会、iGEM Japan Community
◆協力:早稲田大学グローバル科学知融合研究所
【プログラム】
13:30-14:00 | 開場/受付
14:00-14:05 | 開会挨拶 林﨑 諒巡(早稲田大学)
14:05-14:15 | iGEM Japan Community運営からの指針の発表 高橋雅史(東京大学)
14:15-14:40 | プロジェクト ショートトーク (2分/チーム)
7チーム(アルファベット順): ASIJ, Hiro-o, Kyoto, sci-net, TSUKUBA, UTokyo, Waseda-Tokyo
14:40-14:50 | 休憩・転換
14:50-16:10 | ポスター発表 1h20mins
16:10-16:20 | 休憩・転換
16:20-16:30 | 『iGEMを深く知る』ディスカッション説明
16:30-17:00 | 『iGEMを深く知る』ディスカッション
17:00-17:30 | ディスカッション内容発表
17:30-17:40 | iGEM Alumni座談会説明 山本翔太(早稲田大学)
17:40-18:25 | iGEM Alumni座談会
18:25-18:45 | Judgeから見たiGEMについて 木賀 大介(早稲田大学 理工学術院 教授/iGEM Judging Committee Member)
18:45-18:55 | アンケート依頼
18:55-19:05 | 記念撮影
19:05-19:10 | 閉会挨拶 朝日透(早稲田大学 先進理工学部長・研究科長/早稲田大学 理工学術院 教授)
【登壇者】
木賀 大介(早稲田大学 理工学術院 教授/iGEM Judging Committee Member)
1999 年 東京大学 大学院理学系研究科 生物化学専攻 博士課程単位取得退学,同年博士(理学)取得。理化学研究所など各所でのポスドクの後,2004 年東京大学助手,2005 年東京工業大学助教授・准教授を経て,2016 年より現職。2008-2012 年より(JST)さきがけ研究者を兼務。2006年から、合成生物学分野の学部生国際コンテスト”iGEM”の東工大や早大チーム監督。
阿部レイ(東京科学大学 生命理工学系 地球生命コース 一貫性博士課程2年/iGEM Waseda_Tokyo Alumni/iGEM Community Ambassador to Asia and Oceania)
2023年3月早稲田大学先進理工学部生命医科学科卒業。早稲田大学在学時、朝日研究室に所属。学部1年から学部4年まで木賀大介先生、朝日透先生のご指導のもとiGEMの活動に参加。2020年iGEM大会(オンライン)、2022年iGEM大会(フランス)にWaseda_Tokyoチームの一員として出場。2023年1月より1年間iGEM Communityアンバサダーに就任。学部卒業後、2023年4月より東京科学大学(元東京工業大学)生命理工学系地球生命コース(一貫制博士)に進学、現在在学中。
西村瑠佳(東京大学 医科学研究所 特任研究員/iGEM HokkaidoU Alumni)
東京大学医科学研究所 システムウイルス学分野 特任研究員(日本学術振興会特別研究員-PD)。2019年に北海道大学理学部生物科学科卒業。2024年に総合研究大学院大学博士課程修了、博士(理学)取得。2024年より現職。2015-2017年にiGEM HokkaidoUに所属。山崎健一先生と曾根輝雄先生のご指導のもと、2015, 2016年のGiant Jamboree@ボストンに参加し、チームの実験リーダーなどを務めた。現在は古代ウイルス研究や次期パンデミックを見据えたバイローム(ウイルス叢)研究に従事。
岡田健成(日本細胞農業協会 理事/iGEM UTokyo Almuni/iGEM UTokyo Founder)
培養肉や合成生物学を用いた食素材生産の精密発酵といった細胞農業の社会普及やフードテック官民協議会細胞農業CC事務局を行う日本細胞農業協会にて理事。国内最大級の細胞農業の学術集会「細胞農業会議」の2023年、2024年統括。東京大学では竹内研究室にて博士課程として培養肉研究に従事。東京大学の子会社である投資事業会社東大IPCにてアナリストとしてディープテック領域のデューデリジェンスやマーケット・技術調査を行う。iGEM では学部時代に東大チーム立ち上げから全体マネジメント、資金調達を担当。
深澤元喜(東京科学大学 生命理工学系 修士2年 / iGEM TokyoTech Alumni)
2021年3月に沼津高専 物質工学科を卒業後、同年4月に東工大 生命理工学院に3年次編入。iGEM2021にTokyoTechのメンバーとして参画し、Human Practice部門のリーダーを担当した他、Wet実験でもチームに貢献した。現在は東京科学大(旧 東工大)の地球生命研究所で合成生物学領域の研究に従事。また、技術の社会実装に関心を持ち、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)にてRAとして技術探索・投資先支援を行う他、東工大発バイオSUであるLogomixにてインターン生として事業開発に携わる。
【実行委員】
林崎 諒巡(実行委員長/早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 4年)
Waseda-Tokyoチームとして過去2回iGEMに出場し、2024年度はチーム代表、2022年度は広報担当・Education担当として活動。現在は分子神経科学研究室(大島研究室)に所属し、Zebrafishを用いた網膜神経の再生モデルに関わる研究に取り組む。
山本 翔太(実行副委員長/早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 4年)
Waseda-Tokyoチームとして過去2回iGEMに出場し、2024年度はサブリーダー、2022年度はDry実験担当として活動。現在はタンパク質言語モデルの研究に取り組む。
相原 一樹(東京大学 理学部 生物情報科学科 2年)
iGEM UTokyoチームとして過去2回iGEMに出場し、2024年度はDryリーダー、2023年度はwetを担当として活動。現在は分子動力学シミュレーションの勉強に取り組む。
朝枝 里緒菜(東京薬科大学 生命科学部 分子生命学科 3年)
TUPLS-Japanチームとして2024年度iGEMに出場し、Educationリーダーとして活動。
現在はエピジェネティクスの勉強に取り組んでいる。
大野 倖寛 (東京理科大学 先進工学部 生命システム工学科 1年)
Botchan lab -Tokyoとして2024年iGEM Grand jamboreeに参加。来年度や再来年度に向けてプロジェクトを遂行中。
岡本 陽(京都大学 農学部 応用生命科学科 2年)
Kyotoチームとして過去2回iGEMに出場し、2024年度はWetリーダー、2023年はHardwareリーダーを担当。
桐山 賢斗(京都大学 薬学部薬科学科 2年)
Kyotoチームとして過去2回iGEMに出場し、2024年度はチームリーダー、2023年はModelingを担当。現在は酵素についての研究に取り組む。
高橋 雅史(東京大学 工学部 応用化学科 2年)
UTokyoチームとして過去2回iGEMに出場し、2024年度はチームリーダー、2023年度はwetを担当。現在は化学系に進み、多孔質金属錯体の勉強をしている。
竹内 航平(北海道大学 工学部 応用理工系学科応用化学コース 4年)
HokkaidoUチームの立上げに参画。現在は銀系化合物を用いた低温メタネーション反応を中心として、水添反応の反応開発やプロセス開発に取り組む。
谷 有咲(広尾学園高等学校 2年)
高校生チームであるiGEM Grand Tokyoとして2024年度出場。Wet、デザイン、Educationなど幅広く担当。
山入端 潤(東京薬科大学 生命科学部 生命医科学科3年)
TUPLS-Japanチームとして2024年度iGEMに出場し、Dryリーダーとして活動。
現在は血液細胞の勉強に取り組んでいる。
【ワークショップコーディネーター】
朝日 透(早稲田大学 先進理工学部長・研究科長/早稲田大学 理工学術院 教授)
1986年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業、1988年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻修士課程修了、1990年早稲田大学理工学部助手、1991年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻博士後期課程満期退学、1992年博士(理学)取得。2007年早稲田大学ビジネススクールにて経営学修士を取得。現在、早稲田大学グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長。学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に取り組む。専門は、キラル科学、生物物性科学、結晶光学、機能性薄膜、対称性の破れ、循環型食料生産システムの研究。2024年9月より、早稲田大学先進理工学部長・研究科長。
【ABOUT SHIBUYA QWS】
2019年11月1日、渋谷駅直結・直上に開業した渋谷スクランブルスクエア。SHIBUYA QWS(以下QWS)は、その15階に位置する会員制の施設です。「問うだけじゃなく、出会うだけじゃなく、生み出すだけじゃなく、世界を変えよう。」をコンセプトに掲げ、多様なバックグラウンドを持つプレイヤー達の[問い]を交差させることで、未知の価値に繋がるムーブメントを生み出すことを目指しています。
https://shibuya-qws.com/
【ご回答をいただいた個人情報を含む内容について】
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【当イベントの記載情報について】
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。