インクルージョンとダイバーシティを実現するのに必要なアクションは何か? 〜障害者が活躍できる社会を目指して〜
イベント概要
- 日付
- 2020/01/13(月)
- 時間
- 15:00 - 18:00 (14:30開場)
- 場所
- クロスパーク (SHIBUYA QWS内)
- 参加費
- 一般2000円 (名刺を1枚頂戴します) 障害者付き添いの方 障害者1名につき1人のみ 1000円 (学生の方・会員無料)
- 定員
- 55名
「おいてきぼりのない社会」を提唱し活動する全盲のカメラマン大平啓朗さんと、「NPO NEW VISION」を立ち上げ、障害者が活躍できる社会を目指す松村智也さんの全盲の二人が、視覚障害者の生活や抱える思い、体験したバリアやNPO活動の目標を、友人同士としてざっくばらんに語るイベント。
車イスダンスや、バリアフリーヨガのワークショップ、トークセッション、質疑応答など盛りだくさんの内容です。イベントを通して、インクルージョンとダイバーシティについて、問いかけていきます。
<タイムテーブル>
14:30 開場 15:00 スタート
さとうあいさん 車イスダンス 5分
田内薫さん バリアフリーヨガ 30分
-休憩10分-
かんばらけんたさん ダンス 5分
大平啓朗さん トーク40分
質疑応答など 20分
-休憩10分-
小林 径さん トーク 8分
松村 智也さんトーク 15分
イベント終了後18:00まで交流会
【バリアフリーヨガ 】
手話通訳を入れ、車椅子や全盲の人も健常者も楽しめるヨガのこと。呼吸など、ポーズを取らず座ったままできる身体操作や瞑想、非暴力など、宗教色を排した、誰でも参加できるまさにバリアフリーのプログラム。
【出演者プロフィール】
<大平啓朗>
1979年、北海道下川町生まれ、名寄市在住。
全盲の旅カメラマン。NPO法人『ふらっとほーむ』代表。福祉教育アドバイザー(北海道認定)。
2009年 1年かけ、すべて民泊で47都道府県を一人でまわる。
2016年 世界初の手話・字幕・音声ガイド付きMVを自らの楽曲で監督しリリース。
2018年 LIFULL企業CM「しなきゃ、なんてない。」に全盲のカメラマンとして出演。
2020年4月 ピースボートの世界一周に参加し、22ヵ国をまわる予定。
現在は、北海道のみならず全国で福祉や障がい理解の講演を行なっている。
<車椅子ダンサー かんばら けんた>
フリーの車椅子ダンサーとして活動。
車椅子の上での逆立ちなど、上半身を最大限に生かしたダンスが特徴。二分脊椎症という障害をもって生まれる。
システムエンジニアとしても働きつつ、大道芸や空中芸のパフォーマーとしても活動。
2016年にリオパラリンピック閉会式に出演。
2019年に韓国で開催された国際障害者ダンスフェスティバル KIADA 2019にソロ作品で出演するなど、国際的に活動。
TV CMやパラリンピック関連イベントなどに出演しつつ、学校での講演も行っている。
<松村 智也>
世界一周中に網膜剥離を発症し、5年前に失明。
現在はNPO NEW VISIONを指導させる。全盲の状態でのコインの見分け方や触式時計の使い方、iPHONEの音声補助機能の実演など視覚障害者の生活の説明と、NPO立ち上げへの思いを本イベントで語る。
<さとう あい>
車いすダンサー。
2017年2月、slow label「eternal symphony 2nd」(森山開次振付)への参加で、メインをつとめたことをきっかけに、ダンスをはじめる。
ダンスには「言葉に成りえないもの」をかたちにする力があると感じ、身体表現の可能性を探りながら、表現活動をおこなっている。
<ヨガ講師 田内 薫 >
ヨガ歴 10年。
アーユルヴェーダやアロママッサージも学び、知的障がいの方の実習助所のアロママッサージ施術者として活動。
「灯すヨガ」というハタヨガや瞑想セルフケアを中心としたセッションを不定期にて企画開催。
初心者の人・ヨガに馴染みのない人でも親しみやすいレッスンを実施。
ヨガのインストラクターとしてだけでなく渋谷を中心に写真家として活動中。
<手話:シュワップRING ミユキ>
手話通訳。タップダンサー。
自分の足で奏でられるタップ、タップダンスの楽しさや、手話という表現方法、魅力を広めるため聴こえる、聴こえない、見える、見えない 関係なく楽しめるタップを伝えている。
YouTube番組『しゅわップring♪TIME』配信。
<小林径>
黎明期である80年代からDJ活動を始め、常に日本のクラブ・シーンの中心的な存在として活躍を続けている。
代表作の『routine』、『Routine Jazz』シリーズのトータルは25タイトルを超え、
ジャイルス・ピーターソンもレコメンドするなど世界的にも評価が高い。