SOMAT October School -科学技術と社会の相互作用とは?理工系大学院生が考える-(QWSアカデミア東京科学大学)

2024.10.04(金)
1004_SoMat_Tokyo_Poster

イベント概要

日付
2024/10/04(金)
時間
10:00 - 13:30
場所
CROSS PARK (SHIBUYA QWS内)
参加費
無料
定員
10名

【SHIBUYA QWSオリジナルプログラム ”QWS ACADEMIA” 】
大学と連携した「未知の問い」と出会うプログラムです。大学には多様な「問い」と向き合う学生や研究者がいます。「QWS ACADEMIA」は、単に知識が伝達される授業ではなく、双方向に刺激を与え合い、化学反応を生み出すことを目指します。

【開催主旨】
SOMATプロジェクトは、官民による事例の研究を活用し、社会に影響を与える科学技術主導の変革に関し最先端の国際的かつ学際的な知識を生み出すことを目指し、ノルウェー科学技術大学および中韓のパートナーの研究者、学生間の国際協力を深めるプロジェクトです。

SOMATプロジェクトの一環である五日間のOctober Schoolでは、ノルウェー・中国・日本・韓国の五大学から修士・博士課程学生約30名が東京に集い、フィールドワークとディスカッションを通して持続可能性・デジタル化・多様性に関する新しい洞察を得ます。四日目の今日は、博士学生が行なっている研究手法の共有、国連大学サステナビリティ高等研究所の山口しのぶ教授による講演、そして翌日に控えたプレゼンテーションのためのワークを行います。

【概要】
■日時:2024年10月4日㈮ 10:00-13:30(開場9:15)
■参加費:無料
■会場:渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS CROSS OARK
■主催:SHIBUYA QWS Innovation 協議会
■共催:東京科学大学、ノルウェー科学技術大学・韓国科学技術院・清華大学・中国科学技術院

【プログラム】
9:15 会場受付開始
9:20-10:00 学生グループ発表準備
10:00-12:45 学生グループ発表
12:45-13:15 コメント
13:15-13:30 まとめ

【登壇者】
野原佳代子
東京科学大学 環境・社会理工学院 教授。学習院大学大学院で日本語学の修士、オックスフォード大学マートンカレッジで歴史学の学士・修士号、同大学クイーンズカレッジにおいて翻訳学の博士号。オックスフォード大学講師、学習院大学文学部助手、ルーヴェンカトリック大学(ベルギー)国際研究員などを経て現職。記号間、異分野間翻訳の可能性について探り、近年は東工大サテライトラボSTADHIを主宰しサイエンス/テクノロジーとアート/デザイン融合の創出に挑戦している。『ディスカッションから学ぶ翻訳学 トランスレーション・スタディーズ入門』(三省堂 2014年)、Translating Popular Fiction: Embracing Otherness in Japanese Translation (Peter Lang, Oxford 2018年)など著書多数。

調麻佐志
2002年東京科学大学大学院理工学研究科助教授、2005年東京農工大学大学教育センター准教授、2010年東京工業大学理工学研究科准教授を経て、2016年より現職。専門は科学計量学、科学技術社会論。共著に『研究評価・科学論のための科学計量学入門』(丸善出版)、『科学者に委ねてはいけないこと 科学から「生」をとりもどす』(岩波書店)など。東工大では、広報誌『TechTech(テクテク)』の編集長も務める。

Roger Andre Søraa
ノルウェー科学技術大学学際文化学部 (KULT) の准教授、技術と社会研究 (STS) において東工大にて博士号を取得。 社会のデジタル化、自動化、ロボット化、そして人とテクノロジーがどのようにつながるかを研究。 異なるグループ間でテクノロジーをどのように社会的に飼いならすかに特に関心を持ち、病院のロボットと家庭における福祉テクノロジーに関する研究、デジタル化に関する著書あり。 LIFEBOTS Exchange プロジェクトの神経医学および運動科学部門、および NTNU Social Research にも所属。

Marius Korsnes
ノルウェー科学技術大学学際文化学部 (KULT)の准教授。現在5年間のプロジェクト「A Middle Way? Probing Sufficiency through Meat and Milk in China」(MidWay – ERC Starting Grant)を率いており、中国における食肉と牛乳の生産と消費の事例を用いて「sufficiency」という概念について理解を深めることを目的としている。

Chihyung Jeon
韓国科学技術院科学技術政策研究科准教授兼学科長。 2010年にマサチューセッツ工科大学でSTSの博士号を取得。主に社会的・文化的文脈における人間とテクノロジーの関係について研究を行い、特定の人間-テクノロジー-社会の構成から生じる様々な政策課題を検証している。 彼は、人間が機械の前で抱くコントロール、エンパワーメント、親密さ、不安、孤独感といった感情に興味を持っている。 最近では、人工的、拡張的、ほとんど、あるいは代替的な人間の非定型的形態に関心を持つ研究者の研究ネットワーク「a.human(인조인간연구회)」を組織している。

Hong Wei
清華大学社会学部准教授。 専門はSTS、科学社会学、エネルギー転換。 研究室のエスノグラフィー、知識移転、中国人科学者の社会的ネットワークに関する研究論文は、『Social Studies of Science』、『Research Policy』、『Science, Technology & Human Values』に掲載されている。 2014年からは、中国の歴史的発明のデータセットを構築し、中国の科学技術発展の歴史的、哲学的、社会学的分析にデジタル・ヒューマニティーズを導入している。 最近では、北西部の村におけるクリーンストーブのプロジェクトを共同制作の枠組みで研究している。

Wang Dazhou
中国科学院大学人文科学部・工程科学部技術工学研究教授、工学研究センター副センター長。 中国東北大学で科学技術哲学の博士号を取得。 中国科学出版社『工学研究』編集長。 中国自然弁証法学会工学哲学委員会副委員長兼事務局長。 中国発展戦略学会イノベーション戦略委員会副委員長。 中国社会学会工学産業社会学委員会委員長。 UCAS人文社会科学部教授、ハルビン工業大学人文社会科学部教授を経て現職。 専門は技術・工学哲学、工学研究、イノベーション研究、公共政策。 SoMatプロジェクトのUCAS代表パートナー。

【ABOUT SHIBUYA QWS】
2019年11月1日、渋谷駅直結・直上に開業した渋谷スクランブルスクエア。SHIBUYA QWS(以下QWS)は、その15階に位置する会員制の施設です。「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに掲げ、多様なバックグラウンドを持つプレイヤー達の[問い]を交差させることで、未知の価値に繋がるムーブメントを生み出すことを目指しています。
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【当イベントの記載情報について】
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。


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