音楽の可能性とは?~QWSアカデミア(東京大学)

2021.02.20(土)
図1

イベント概要

日付
2021/02/20(土)
時間
15:00-18:30
場所
オンライン
参加費
無料

東京大学生産技術研究所「文化をめぐる人文と工学の研究グループ」では、「科学と芸術、その目指すところは同じ」との発想から、従来の文系と理系、さらに科学と芸術の枠を超えて、領域横断的な活動を推進している。

今回は、古代より数学とも密接な関係を持つものとして捉えられていた音楽に注目して、異なる分野のトップ研究者が集い、語り合う。既成概念に捉われずに音そして音楽をめぐる新たな可能性を探求する。

<開催日>
2月20日(土)15:00~18:30

<参加費>
無料

<開催場所>
オンライン
※オンラインチケットにお申込み頂きますと、視聴用URLがメッセージで届きます。

<タイムテーブル>
15:00〜|QWSについて
15:05~|開会挨拶・趣旨説明
      開会挨拶 岸 利治(東京大学生産技術研究所 所長)
      趣旨説明 戸矢 理衣奈(東京大学生産技術研究所 准教授)
15:15〜|講演「文と理の触媒としての芸術」
       岡田 暁生(京都大学人文科学研究所 教授/西洋音楽史)
15:55〜|講演「非線形科学からみる“音”」
      合原 一幸(東京大学 特別教授・名誉教授/数理工学)
16:50〜|講演「音楽と科学-絶対的な真理の探究とその表現」
      宮崎 徹(東京大学大学院医学系研究科 教授/分子病態医科学)
17:30~|休憩
17:35~|ディスカッション
18:20〜|閉会挨拶
      野城 智也(東京大学生産技術研究所 教授)
18:30~|終了

講演者

岡田 暁生

京都大学人文科学研究所 教授/西洋音楽史

岡田 暁生

京都大学人文科学研究所 教授/西洋音楽史

1960年、京都府生まれ。音楽学者、京都大学人文科学研究所教授。大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学、1991年までミュンヘン大学およびフライブルク大学に留学。2001年に『オペラの運命』でサントリー学芸賞受賞、2009年に『ピアニストになりたい!』で芸術選奨新人賞、『音楽の聴き方』で吉田秀和賞受賞。十九世紀のオペラおよびピアノ音楽の研究から出発し、近年ではジャズ史とも取り組んでいる。近刊に『モーツァルト』(ちくまプリマ―新書)およびコロナ時代の音楽を論じた『音楽の危機』(中公新書)が話題を呼んだ。

合原 一幸

東京大学 特別教授・名誉教授/数理工学

合原 一幸

東京大学 特別教授・名誉教授/数理工学

東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。東京電機大学助教授、東京大学助教授などを経て、1998年東京大学教授。2020年東京大学特別教授。この間、JST ERATO 合原複雑数理モデルプロジェクト研究総括、内閣府/JSPS FIRST最先端数理モデルプロジェクト中心研究者などを歴任。現在、東京大学特別教授、同名誉教授、同ニューロインテリジェンス国際研究機構副機構長、理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP)特別顧問、科学技術振興機構研究開発戦略センター(CRDS)特任フェロー、同未来社会創造事業テーママネージャー、内閣府/JSTムーンショット型研究開発事業プロジェクトマネージャー等を兼務している。

宮崎 徹

東京大学大学院医学系研究科 教授/分子病態医科学

宮崎 徹

東京大学大学院医学系研究科 教授/分子病態医科学

1986年東京大学医学部医学科卒業後、東大病院旧第三内科に入局し消化器肝臓内科医として臨床に従事。その間、「治せない病気」が数多く存在することを医療の現場で改めて実感し、疾患の未知のメカニズムを解明し治せない病気を一つでも治したいというモチベーションのもと、基礎研究に集中することを決意。1992年よりパスツール大学(フランス・ストラスブール)、バーゼル免疫学研究所(スイス・バーゼル)、テキサス大学(アメリカ・ダラス)でPrincipal Investigatorとして、自ら発見した血中たんぱく質AIMの研究を一貫して続け、腎臓病を始めとする多くの治らない病気の芽となる自己由来のさまざまなゴミをAIMが除去し、疾患の発症や増悪を抑制することを見出した。2006年に帰国し現職に就任後、AMED・CRESTやAMED・LEAPのサポートで、30年来の目標を達成すべくAIMの創薬化を推進している。その間、猫で腎不全が非常に多いことの重要な原因が、先天的にAIMが機能していないことであることも突き止め、世界中の猫を救うべく、動物薬の開発も進めている。自分にとって、音楽は医学と同じくらい重要なもので、クリスティアン・ツィメルマンをはじめ多くの音楽家と親交を結んでいる。

戸矢 理衣奈

東京大学生産技術研究所 准教授

戸矢 理衣奈

東京大学生産技術研究所 准教授

東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学院総合文化研究科、英国サセックス大学、国際日本文化研究センター等にて学ぶ。博士(学術)。(独)経済産業研究所研究員、㈱IRIS代表取締役を経て東京大学に着任。東京大学EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)修了。『銀座と資生堂:日本を「モダーン」にした会社』(新潮選書)等の著作がある。最近の刊行物に日本語版の監修を担当した『WOMEN 女性たちの世界史大図鑑』(河出書房新社)。学内外での経験を活かし、領域横断的展開による「応用人文学」を推進している。

■参加にあたってのご注意:
・イベントの参加申し込みは先着順となりますので、お早目にお申込みいただきますよう、ご注意ください。
・記録・広報などを目的として、イベントの様子を写真や動画で撮影する場合があります。あらかじめご了承ください。
・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・本イベントの録画・録音はご遠慮ください。

【オンラインイベント参加に伴う注意事項】※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点で、ご同意頂いたとみなします)
・ZOOMの使用方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
・ZOOMの使用は、パソコンの場合はカメラ、マイク機能がついたもの、スマートフォンの場合はGoogleplayやAppstoreなどから事前にアプリのインストールが必要です。(インストールや使用は無料ですが、別途インターネット回線が必要です。)
・ZOOMインストールなどを起因とするPCトラブルなどは保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。
・各種アプリは最新版にアップデートしてからご利用ください。
・配信URLを他の方に知らせたり、SNSなどで公開しないようお願いします。
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・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・本イベントの録画・録音はご遠慮ください。
・プライバシー保護の観点から、無断に画面をスクリーンショットや撮影等をすることはご遠慮ください。
・後日配信するための動画の撮影や、チャットの事後共有を行う予定はございません。
・参加者とのチャットを使った双方向のやりとりを想定していますが、迷惑行為だと主催者側が判断した場合は、即時ご退場いただき、今後の参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

主催:東京大学生産技術研究所、生産技術研究所・文化をめぐる人文と工学の研究グループ、SHIBUYA QWS Innovation協議会
共催:東京大学

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■当イベントの記載情報について
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。(2021年1月29日更新)

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