「AI社会はどんな形? 結局われわれは何者なのか」(QWSアカデミア早稲田大学)

2024.06.16(日)
「AI社会はどんな形? 結局われわれは何者なのか」 (QWSアカデミア早稲田大学)

イベント概要

日付
2024/06/16(日)
時間
14:00 - 17:00
場所
CROSS PARK (SHIBUYA QWS内)
参加費
無料

【SHIBUYA QWSオリジナルプログラム ”QWS ACADEMIA” 】
大学と連携した「未知の問い」と出会うプログラムです。大学には多様な「問い」と向き合う学生や研究者がいます。「QWS ACADEMIA」は、単に知識が伝達される授業ではなく、双方向に刺激を与え合い、化学反応を生み出すことを目指します。

【開催趣旨】
生成AIが世界的に大きな話題になる中で、企業におけるAI導入率は13.5%※など、日本ではAIの社会実装が遅々として進んでいない状態です。一方で、社会でAIの活用が進むほど、生成AIを利用する際に入力した情報の流出、クリエイターが知的財産権をもつ作品がAIの学習に無断で利用されるなど、利用者・開発者によるAIの不適切な利用による様々な問題が発生することが予測されます。

そうした問題を解決すべく、我々はAIの普及とその適正な活用を推進するための一般社団法人日本ASI協会の立ち上げ準備を行っています。本イベントでは、協会の立ち上げに向けて学術界や産業界を含めたAIに関心ある方々が一堂に会し、知識と意見の共有を図ります。

第一部では、AI研究の第一人者による基調講演を通じて、現在のAI技術の発展状況と未来への展望、そして倫理的課題について学びす。第二部では、各界の専門家を招いたパネルディスカッションを行い、AIが社会実装されたAI社会における人間の役割とアイデンティティについて多角的な視点から議論を展開します。

このイベントは、大学生、大学院生、中高生、AI技術に関心のある学術研究者、企業関係者など広く対象とし、新たなネットワークやアイデアを創出する場となることを目指します。AI社会の未来を共に考え、創造していくための一歩となることを期待しています。

【概要】 
■日時:6月16日(日)14:00〜17:00
■定員:80名
■対象:大学生 ・大学院生 ・中高生、AI技術に関心のある研究者・企業関係者、QWS会員
■参加費:無料
■会場:渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS クロスパーク
■申込先: https://qws-academia-240616.peatix.com
■主催:SHIBUYA QWS Innovation 協議会
■共催:日本ASI協会、早稲田大学グローバル科学知融合研究所、(一社)地域から日本を変える、(株)GPTソリューションズ
■協賛:Beyond 2020 NEXT PROJECT

【プログラム】
13:30    |開場・受付開始
13:55〜14:00|QWS紹介
14:00〜14:15|総合司会 中島 貴志 日本ASI協会発起人
        開会挨拶 藤井 秀樹 日本ASI協会理事長
        趣旨説明 湯汲 直人 日本ASI協会事務局長
        来賓挨拶 松沢 成文 参議院議員
14:15〜15:00|基調講演 「AIのこれまでと、現在・未来:技術的側面と社会実装の考察」 
 佐藤 知正 東京大学 名誉教授

15:00〜15:15|休憩

15:15〜16:00|パネルディスカッション「AI社会における人間の役割とアイデンティティ」
        パネリスト:佐藤 知正 東京大学 名誉教授
              酒谷 薫 東京大学新領域創成科学研究科 特任研究員
              鈴木 萌子 株式会社テイラーイノベーションズ 代表取締役
              藤井 秀樹 日本ASI協会 理事長
        モデレーター:山下 ちなみ

16:00〜16:05|閉会挨拶 朝日 透 早稲田大学理工学術院 教授
16:05〜17:00|ネットワーキング

【登壇者】
佐藤 知正(東京大学 名誉教授)
1973年東京大学産業機械工学科卒業、1976年同博士課程修了後、電子技術総合研究所に入所。その後東京大学先端科学技術研究センターなどを経て遠隔操縦・環境型ロボットなどの研究・開発に現在も従事する。趣味は音楽。

酒谷 薫(東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻 特任研究員)
東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻に所属。専門は疾病予防と介護ケア。2019年から次世代地域包括ケアシステムの開発と社会実装研究に注力。センサー技術を活用した在宅型および地域型健康管理システムの構築を行い、AIを用いた中高齢者向けの疾病予防に取り組んでいる。 

鈴木 萌子(共同代表取締役 / テイラーイノベーションズ)

高校時代ロンドンに住み、アメリカの大学を2010年に卒業。海外市場開拓コンサル会社で働いたのち、株式会社テイラーイノベーションズを設立。海外進出支援事業と、通信を伴う機器のOEM・DDM(IoT)事業を行い、自社商品の4K対応ライブ配信機器「Blastreams」を製造。その傍ら、IT、ブロックチェーン関連会社の政策提言と顧問を務め、グローバル女性起業家のコミュニティである一般社団法人Startup Lady協会を設立。現在文化も背景も違う6名の理事、20名の関係者、52カ国、2000名の会員を抱えるコミュニティに成長させた。また、「スタートアップ、支援団体、ベンチャーキャピタリスト、大企業、教育機関、政府が協力して日本のスタートアップエコシステムの活性化を加速する」、スタートアップエコシステム協会とLa French Tech Tokyoの理事も務める。   

藤井 秀樹(クロス デジタル イノベーション 代表取締役)
1996年に東京大学工学部産業機械学科を卒業。同年、野村総合研究所に入社し、金融業界エンジニアとしてキャリアをスタート。20年以上にわたり、デジタルおよびFintech関連の金融技術に関与し、事業企画やシステムの計画および実装の経験を有する。複数の保険会社(AIG、Prudential、MetLife、Zurich)において、部門長や経営層としての経験も持つ。
グローバルファームの1つであるEYにおいてシニアパートナーを歴任後、2015年にパクテラコンサルティングを創業。約4年間で100名規模の体制を確立した。2020年4月には、Web 3.0の実現を目指すクロス デジタル イノベーションを創業し、現在は複数のAIスタートアップに関与している。日本ASI協会の設立にも参画しており、今後のAI技術とその社会実装に向けた活動を続けている。

【来賓】
松沢 成文(参議院議員)
1958年4月2日神奈川県川崎市生まれ。1982年3月慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1982年(財)松下政経塾に第3期生として入塾。1984年米国連邦下院議員のスタッフとして活動。1987年神奈川県議会議員に立候補、県政史上最年少議員として初当選。1991年同2期目当選。1993年衆議院議員に初当選。1996年同2期目当選。2000年同3期目当選。2003年神奈川県知事に就任。2007年同2期目就任。知事多選禁止条例や受動喫煙防止条例の制定等、2期8年間で自ら掲げたマニフェストの約8割を達成。2013年参議院議員に当選。現在聖マリアンナ医科大学客員教授、神奈川大学法学部非常勤講師、一般社団法人首都圏政策研究所代表理事等を務める○著書「JT、財務省、たばこ利権」「教養として知っておきたい二宮尊徳」「始動!江戸城天守閣再建計画」「横浜を拓いた男たち」「北条五代、奇跡の100年」「激闘!関東三国志」他多数

【司会】
中島貴志(株式会社GPTソリューションズ 代表取締役)
千葉県富里市出身。早稲田大学法学部卒。在学中は国際法模擬裁判に取り組み、卒業後は地方メディア企業で新規事業創出イベントの企画・運営に従事。その後、新規事業支援コンサルティング会社に参画し、企業や地方自治体向けのイノベーション支援を担当。2020年よりスタートアップにてバックオフィスの統括および新規事業創出に携わり、2021年からはコンサルティングファームにてITコンサルタントとして地方自治体の業務改善とDX推進を行う。2023年からは生成AIのビジネス活用コンサルティングを提供。専門はAI活用、プロンプトエンジニアリング、新規事業創出、業務改善。

【挨拶】
湯汲直人(株式会社TSUNAGi COO)
2011年に法政大学文学部哲学科を卒業。在学中は分析哲学を専攻し自然言語の構造解析を行う。卒業後、国内最大手の独立系PR会社に入社し、顧客のためのメッセージづくりや広報戦略の立案に従事。2015年には国内系コンサルティングファームに転職し、複数の企業においてAIやロボティクス技術を活用した業務効率化の支援を行う。2017年に独立しコンサルタントとしての活動を開始。2018年には地方自治体の課題解決を目的とした株式会社TSUNAGiの創設に関与しCOOに就任。2022年には市長・知事向けのセミナーを提供する一般社団法人地域から日本を変えるの設立に携わる。
現在は、コンサルタントとしてAIやロボティクス技術を駆使したDX推進や企業内DX人材育成に尽力するほか、地域課題の解決を目指すパブリックアフェアーズ活動や、AI利用促進と政策提言を行う日本ASI協会(仮)の設立に関与し、AIを活用した日本全体のDX推進と地域活性化を目指している。

 朝日透 (早稲田大学 理工学術院 教授)
早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。1992年博士(理学)、2007年経営学修士を取得。早稲田大学グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長、早稲田大学「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」副実行委員長を務め、学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に取り組む。JST研究成果展開事業大学発新産業創出プログラム『Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)』プラットフォームのコアメンバー、内閣府ムーンショット型農林水産研究開発事業「Insect-related Studies for Food, Fishery, and Farming (iF3)」プロジェクトの副プログラムマネージャー。専門は、キラル科学、生物物性科学、結晶光学、機能性薄膜、対称性の破れ、循環型食料生産システムの研究。

【実行委員】
久米川 夏穂(早稲田大学国際教養学部 1年)
2023年度よりBeyond 2020 NEXT PROJECT幹事メンバーとして、会員向けにエフェクチュエーションワークショップを企画。同団体にて、「国連を支える世界こども未来会議」「感じてみようアントレプレナーシップ」に携わる。SHIBUYA QWSにて、「高校生のためのビジネスモデル構築講座」「自分の強みを活かすリーダーシップとは?-リーダーを支える側からその在り方を探る-」実行委員長。また、文部科学省主催の高校生等へのアントレプレナーシップ教育の拡大に向けた「EDGE-PRIME Initiative」キックオフイベントでピッチを行う。

松本 綾香(早稲田大学先進理工学研究科 1年)
早稲田大学生物物性科学研究室 (朝日研究室) に所属。専門は物理化学、キラル科学。2024年度より早稲田大学本庄高等学院生物科非常勤講師に着任。Beyond 2020 NEXT PROJECTには2020年度から所属し、2023年度より事務局長を務める。これまでQWSアカデミア「主体的なアイデア創出による“新しいことを生み出す”楽しさとは?~SDGsの視点で地球にやさしい行動を見てみよう~」の実行委員長をはじめ数多くのQWSアカデミアの企画・運営に携わってきた。

【ABOUT SHIBUYA QWS】
2019年11月1日、渋谷駅直結・直上に開業した渋谷スクランブルスクエア。SHIBUYA QWS(以下QWS)は、その15階に位置する会員制の施設です。「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに掲げ、多様なバックグラウンドを持つプレイヤー達の[問い]を交差させることで、未知の価値に繋がるムーブメントを生み出すことを目指しています。
https://shibuya-qws.com/

【ご回答をいただいた個人情報を含む内容について】
いただいた個人情報は渋谷スクランブルスクエア(株)の個人情報管理規定に基づき、管理し、また、使用後は適切な方法で廃棄処分いたします。
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【当イベントの記載情報について】
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。

 

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