伝統工芸の技を紡いでいくには? ―伝統工芸と現代の架け橋になりたい―(QWSアカデミア早稲田大学)
イベント概要
- 日付
- 2024/03/17(日)
- 時間
- 13:00 - 17:00
- 場所
- CROSS PARK (SHIBUYA QWS内)
- 参加費
- 無料
【SHIBUYA QWSオリジナルプログラム ”QWS ACADEMIA” 】
大学と連携した「未知の問い」と出会うプログラムです。大学には多様な「問い」と向き合う学生や研究者がいます。「QWS ACADEMIA」は、単に知識が伝達される授業ではなく、双方向に刺激を与え合い、化学反応を生み出すことを目指します。
【開催趣旨】
伝統工芸と現代の架け橋になりたい –
伝統工芸の技には、長年受け継がれてきた職人の知恵、創意工夫、想いが込められており、日本では240品が国の伝統的工芸品に指定されている。しかし現在、原料調達の困難化、職人の高齢化、後継者不足が深刻な問題である。伝統工芸は守られていくべきものであるが、現代を生きる私達にとっては手に取りがたい存在となっている。伝統工芸の技をこれからも紡いでいくためには、本物を五感で知ることが大切である。
本イベントでは、その一歩として、職人の熱量に接し、工芸品の廃材に触れ、既存の枠にとらわれない自由なアイデアを生み出すことで、伝統工芸に新たな融合を提案する。
■日時:2024年3月17日(日) 13:00-17:30
■対象:中学生以上
■定員:40名
■参加費:無料
■会場:渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS クロスパーク
■申込先: https://qws-academia-240317.peatix.com/
■主催:SHIBUYA QWS Innovation 協議会
■共催:早稲田大学グローバル科学知融合研究所、WASEDA-EDGE人材育成プログラム、Beyond 2020 NEXT PROJECT
■協賛:W-EDGEユース・イノベーター(WEYI)プログラム
■プログラム
13:00-13:05 |QWS紹介
13:05-13:20 |趣旨説明 実行委員長 秋山 友花 早稲田大学 本庄高等学院2年
13:20-13:40 |アイスブレイク − 伝統工芸に触れる
・映像上映 – 職人の作業風景
・伝統工芸品の廃材を手に取る
・映像と実際触れてみて、伝統工芸に思うことをグループ内で共有
13:40-13:50 |休憩
13:50-14:50 |パネルディスカッション − 現代の伝統工芸を聞く
14:50-15:00 |休憩
15:00-16:00 |グループワーク − 新たな融合を生み出す
伝統工芸 × 〇〇
・何を掛け合わせるか
・どのような製品やサービスを提供するか
16:00-16:10 |休憩
16:10-16:50 |発表・講評 (5min× 8)
16:50-17:00 |閉会挨拶 朝日 透 早稲田大学理工学術院 教授
17:00-17:30 |ネットワーキング
【ゲスト】
◆上川善嗣 (伝統工芸職人/東京銀器)
大手貴金属メーカーに就職後、江戸時代から続く家業を継ぎ、日伸貴金属で12代江戸銀師となる。地場産業の力を絶やさぬよう、作り手としても、伝え手としても大きな熱量で様々な活動を行う。その一つに銀器をより多くの人に認知してもらうため、地域の方々、行政、企業、各種団体と連携して、体験教室やSNS発信を精力的に行なっている。
◆友安啓則 (友安製作所 代表取締役)
高校1年からアメリカへ留学し、City University of Seattleにて経営学修士 M.B.A.を取得。大学在学中に商社で働き、友人とともに車のパーツを輸入販売する会社を立ち上げるも、父の病気の知らせを受けて帰国。その後、家業の友安製作所に、入社新事業やWeb事業部、カフェ事業部などの新しい取り組みを導入し、2016年代表取締役社長に就任。現在、友安製作所カフェ&バーや工務店事業などを展開している。
◆堀灯里 (sAto代表)
早稲田大学国際教養学部卒。京都の実家は300年続く金箔屋。高校1年生の時のオーストラリア留学を通して、家業の秘める可能性、後継者不足、国内の市場規模の縮小などの課題を自分事として捉えるようになる。2021年、西陣織などの織物に使われてきた金糸を使って役目を終えたヨットの帆などの生地をアップサイクル-金’糸’継ぎ-する「sAto」を立ち上げる。2022年2月に第4回WASEDA Demo Dayで審査員特別賞を受賞。
【実行委員長】
◆秋山 友花(早稲田大学本庄高等学院2年)
茶道部・ワンダーフォーゲル部所属。地元群馬県伊勢崎市の伝統的工芸品である伊勢崎絣の技術に魅せられ、将来職人として技を新たな視点から紡いでいけるよう奮闘中。昨年、早稲田大学のアントレプレーナシッププログラムに、Demo Day、Sweden Innovation Daysなどに多数参加した。現在、埼玉県本庄市の町おこしプログラムや学校の主催するプログラムにも携わっている。
【実行委員】
◆堀田 直孝(早稲田大学大学院法学研究科先端法学専攻知的財産法LL.M.コース所属)
早稲田大学法学部を卒業後、慶應義塾大学大学院法務研究科在籍時に司法試験予備試験、司法試験に合格。その後、知的財産法領域の研究をするために現在の所属に。スタートアップ、企業法務やIT領域に関心があり、応用情報技術者と情報処理安全確保支援士試験を通過後、周辺領域の知識の習得に励んでいる。リクルートでインターンとして2021年12月から業務に従事しており、2023年2月末まで継続予定。
◆久米川 夏穂(早稲田大学本庄高等学院3年)
2023年度よりBeyond 2020 NEXT PROJECT幹事メンバーとして、会員向けにエフェクチュエーションワークショップを企画。同団体にて、「国連を支える世界こども未来会議」「感じてみようアントレプレナーシップ」に携わる。SHIBUYA QWSにて、「高校生のためのビジネスモデル構築講座」「自分の強みを活かすリーダーシップとは?-リーダーを支える側からその在り方を探る-」実行委員長。また、文部科学省主催の高校生等へのアントレプレナーシップ教育の拡大に向けた「EDGE-PRIME Initiative」キックオフイベントでピッチを行う。
◆本田 瑛大(高校2年)
高校生エンジェル・個人投資家として沢山の若いアントレプレナーに出会いコミュニティを創り、東京のみならず地方の活性化を図る。地元街づくり高校生街づくりプロジェクト(ボランティア)に所属しており地方創生×バリアフリー×心の研究をしている。Beyond 2020 NEXT PROJECTメンバーとして2023年11月より活動中。
◆森川 葵衣(早稲田大学本庄高等学院2年)
演劇部、映画部、地歴部に所属。歴史に興味があり、本庄早稲田の杜ミュージアム連携プログラム等にも参加。当イベントに興味を持ったことをきっかけにBeyond 2020 NEXT PROJECTに入会。
◆中路 梨里(東京学芸大学附属国際中等教育学校3年)
IB国際バカロレア教育を受けており、英語と韓国語と日本語の3カ国語が可能。現在、アントレプレナーシップについて研究している。2023年11月よりBeyond 2020 NEXT PROJECTのメンバーとして活動中。
【ファシリテーター】
◆松本 綾香(早稲田大学先進理工学部生命医科学科4年)
早稲田大学生物物性科学研究室 (朝日研究室)に所属。専門は物理化学、キラル科学。Beyond2020 NEXT PROJECTでは事務局長を務める。同団体におけるプロジェクトの一つである「国連を支える世界子ども未来会議」の学生リーダー。これまで、QWSアカデミアでの「主体的なアイデア創出による“新しいことを生み出す”楽しさとは?~SDGsの視点で地球にやさしい行動を見てみよう~」の実行委員長などを務めた。
◆澤田 健佑(早稲田大学社会科学部3年)
社会科学部在籍。専門は計量経済学。広告関連会社で広告データ分析を経験、現在はコンサルティング会社にて企業や政府を対象とした分析業務に従事。Beyond 2020 NEXT PROJECTではR&Dとして団体内のデータドリブンな意思決定を推進する。
◆新見 蓮(早稲田大学社会科学部1年)
今年度よりBeyond 2020 NEXT PROJECTに参加。現在は写真家として写真を撮りながら、PRやコミュニケーション分野に熱中している。slushへの参加やヨーロッパの視察を経て北欧のスタートアップの現状、複言語地域でのコミュニケーションについて考察中。
◆鈴木 大輝(早稲田大学高等学院2年)
早稲田大学高等学院内にスキルとしてビジネスを知ることを目的とした「起業・投資プロジェクト」を学校公認団体として設立。同プロジェクトにて、活動発起人/代表としてアントレプレナーシップに関するイベント開催や活動内容の考案を行う。大学生向けアントレプレナーシップ教育、高校生向けビジネスモデル構築講座の受講経験多数。
■ABOUT SHIBUYA QWS
2019年11月1日、渋谷駅直結・直上に開業した渋谷スクランブルスクエア。SHIBUYA QWS(以下QWS)は、その15階に位置する会員制の施設です。「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに掲げ、多様なバックグラウンドを持つプレイヤー達の[問い]を交差させることで、未知の価値に繋がるムーブメントを生み出すことを目指しています。
https://shibuya-qws.com/
■SHIBUYA QWSにお越しになる方へ ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点で、ご同意頂いたとみなします)
・SHIBUYA QWSエントランスでの検温・手指の消毒、館内でのマスク着用をお勧めいたします。
・検温で37.5°以上の場合、ご入館をお断りさせていただくことがございます。
・感染を疑う症状が出ている場合や当日体調が優れない場合はご来館をお控えいただきますようお願いいたします。
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■当イベントの記載情報について
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。