ことばとコミュニケーションの未来を考える Part 2: Braintechはことばの進化を促すのか?(QWSアカデミア早稲田大学)

2024.03.10(日)
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イベント概要

日付
2024/03/10(日)
時間
13:00 - 17:00
場所
CROSS PARK(SHIBUYA QWS内)
参加費
無料

【SHIBUYA QWSオリジナルプログラム ”QWS ACADEMIA” 】
大学と連携した「未知の問い」と出会うプログラムです。大学には多様な「問い」と向き合う学生や研究者がいます。「QWS ACADEMIA」は、単に知識が伝達される授業ではなく、双方向に刺激を与え合い、化学反応を生み出すことを目指します。

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■シリーズ「ことばとコミュニケーションの未来を考える」開催趣旨
Chat-GPTなどテキストを生成する人工知能技術や、脳から情報を取り出してコンピュータに入力する生体工学技術など、最新の科学技術の発展は私たちのことばとコミュニケーションの未来をどのように変えていくのでしょうか?この問いに答えるには、まず人間のことばとは何か、言語学、心理学、脳科学、進化生物学など関連分野の中に位置付けて理解することが重要です。その上で、ことばと人間知性の本質とは何か、人間の脳とコミュニケーション能力はどのように進化してきたのか、最新の研究で何がどこまでわかっているのかをふまえて考える必要があります。そこでQWSアカデミアでは、ことばとコミュニケーションの未来を考える2回のセッションを開催します。それぞれのセッションでは、「言語の本質とは何か」「言語はどのように進化してきたか」というテーマをめぐる最新の研究成果に関して解説を聞いたのち、それぞれの角度から「ことばとコミュニケーションの未来」について参加者の皆様とともにディスカッションしたいと思います。

 ■第二回「Braintechはことばの進化を促すのか?」について
SF小説「ニューロマンサー」、映画「マトリックス」、アニメーション「攻殻機動隊」など、さまざまな作品の中で、コンピュータ・ネットワークに接続された脳が情報をやり取りする未来社会が描かれています。これまでに生物が進化する中で生み出してきた「ことば」というコミュニケーションの方法は、このような科学技術によってさらに進化していくのでしょうか。この問題を議論するには、まずことばの進化について、最新の研究でどこまで解明されたのか理解する必要があるでしょう。シリーズの第二回では、前半で「ことばの進化」について帝京大学の岡ノ谷一夫先生に解説してもらいます。後半では、Braintech(ブレインテック)と呼ばれる脳から情報を取り出したり脳に情報を送り込んだりする研究をとりあげて、このような技術がコミュニケーションの進化につながるのかどうか、ディスカッションしたいと思います。

■日時:2024年3月10日(日)  13:00-17:00(30分程度の交流会を含む)
■対象:高校生、大学生、社会人、起業家、誰でも。
■定員:60名
■参加費:無料
■会場:渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS クロスパーク
■申込先:https://qws-academia-240310.peatix.com
■主催:SHIBUYA QWS Innovation 協議会
■共催:早稲田大学理工学術院、早稲田大学理工学術院総合研究所、日本学術振興会(特別推進研究:# 20H05617、基盤研究S:# 23H05493)、早稲田大学グローバル科学知融合研究所
■協力:Beyond 2020 NEXT PROJECT
■プログラム
12:40     会場オープン
13:00-13:05 QWSの紹介
13:05-13:15 開会挨拶と趣旨説明 酒井 弘(早稲田大学)
13:15-14:00 “ことばはどのように進化したのか?” 岡ノ谷一夫(帝京大学) 
14:00-14:10 休憩
14:10-15:10 グループディスカッション「未来のコミュニケーションはこうなる」
*参加者はグループに分かれて、それぞれのシナリオに基づいて未来のコミュニケーションについてディスカッションし、グループの代表が結果をまとめて発表します。
15:10-15:20 休憩
15:20-16:00 ディスカッション 岡ノ谷一夫(帝京大学)、長谷敏司(SF小説家)、浅野倫子(東京大学)
、酒井弘(早稲田大学)
16:00-16:20 Q&Aセッション
16:20-16:50 ネットワーキング
16:50-17:00 閉会挨拶 馬塚れい子(早稲田大学)

<JEWEL PROJECTについて>
JEWELは、日本学術振興会科学研究費助成事業 特別推進研究「アジアと欧米:コミュニケーションの文化差から言語の獲得過程を探る(JP20H05617:PI馬塚れい子)」の支援によるプロジェクトです。これまで欧米言語を学ぶ乳児の研究を基本に発展してきた言語発達の研究に、アジア言語からの知見を加えることでより妥当性の高い言語発達過程の理解を実現します。また研究推進を通して、乳幼児の言語発達に母子コミュニケーションスタイルが寄与することが明らかにすることで、乳幼児の言語や社会性の発達をより適切にサポートする保育や教育の改善を目指します。

<BLIT PROJECTについて>
BLITは、早稲田大学理工学術院に所属する脳(Brain)、言語(Language)、推論(Inference)、思考(Thought)の科学的解明を目指すグループが推進するプロジェクトです。日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究S「人間の記号処理能力の基盤を探るー言語の形式と意味をつなぐ認知神経システムの解明(JP23H05493:PI酒井弘)」などの支援を受けて、磁気信号として脳内の神経活動を計測して脳のコード(暗号)を解読する研究に取り組んでいます。将来は脳とコンピュータをつなげて、コンピュータと脳の間や人間の脳と脳の間で情報をやり取りする技術に発展させることを目指しています。

【オーガナイザー】
◆馬塚れい子(早稲田大学客員教授・客員上級研究員・JEWEL PROJECT リーダー)


静岡県浜松市出身。名古屋大学大学院心理学部修了後、エジンバラ大学(イギリス)で言語学の修士を取得。コーネル大学(アメリカ)にて博士課程修了(発達心理学)。デューク大学(アメリカ)准教授を経て、理化学研究所脳神経科学研究センターにて言語発達研究チームのリーダーを務める。現在、早稲田大学理工学術院総合研究所客員上級研究員、理化学研究所客員研究員。赤ちゃんや幼少期の小さな子どもを主な対象として、最初のことばが発せられるまでに、ことばの基盤がどのように形成されるのかを研究している。

◆酒井 弘(早稲田大学理工学術院教授・BLIT PROJECT リーダー)

京都大学大学院文学研究科(言語学専攻)修了後、カリフォルニア大学アーヴァイン校(アメリカ)にてPh.D.(Social Sciences)取得。広島大学大学院教育学研究科教授を経て、現在、早稲田大学理工学術院教授。「脳の中で、どのようにして思考がことばに変換され、ことばが思考に変換されているのか」という問いに答えるために、ことばを使っている時の人間の脳の活動を脳磁気、脳波、視線などの方法で計測し、機械学習モデルを使って解読する「脳情報デコーディング」と呼ばれる研究を進めている。

【講演講師・ディスカッサント】
◆岡ノ谷一夫 (帝京大学教授)

栃木県足利市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、米メリーランド大学大学院で博士号取得。千葉大学文学部行動科学科助教授を経て、理化学研究所脳科学総合研究センター生物言語研究チームリーダー、東京大学総合文化研究科教授を経て、現在帝京大学先端総合研究機構教授。小鳥の歌の進化とラットの認知能力から人間言語の起源を考える研究で知られる。主な著書に『「つながり」の進化生物学』『脳に心が読めるか?』『言語の誕生を科学する』(小川洋子さんとの共著)『ことばと心』(編著)がある。

【ディスカッサント】
◆長谷敏司 (SF小説家)   

大阪府生まれ。2001年に作家デビューし、09年に発表した初の本格SF長編『あなたのための物語』で「ベストSF2009」国内編第2位に。「allo,toi,toi」など4編を収録した14年の作品集『My Humanity』で日本SF大賞を受賞した。ほか、アニメ化された『BEATLESS』など著書多数。最新作は、ダンスと介護を通して身体性を描き、星雲賞日本長編部門を受賞した『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』。

◆浅野倫子 (東京大学准教授)
                                                                                                        
兵庫県生まれ、神奈川県育ち。東京大学大学院人文社会系研究科(基礎文化研究専攻)にて博士(心理学)の学位を取得。立教大学現代心理学部准教授を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。認知心理学を専門とし、言語の認知処理と、言語以外の情報の認知処理(物体認知、多感覚情報処理など)のメカニズム、およびそれらの関係に興味を持っている。特に、文字に色を感じるなど一部の人が持つ認知処理特性である共感覚の研究を精力的に行っている。

【イベントモデレーター】
飯田 万由花(早稲田大学先進理工研究科生命医科学専攻博士1年) /畠山 祥(早稲田大学基幹理工学研究科機械科学・航空宇宙専攻修士2年・レイワセダCEO)/奥田 宗太(早稲田大学先進理工研究科電気・情報生命専攻修士1年)/滝沢 叡弘(早稲田大学先進理工研究科生命医科学専攻修士1年)/富永 慈音(早稲田大学先進理工学研究科生命医科学専攻修士1年)/深澤 亮(早稲田大学先進理工研究科先進理工学専攻一貫制博士1年) /松本 綾香(早稲田大学先進理工学部生命医科学科4年)/澤田 健佑(早稲田大学社会科学部3年)/倉橋 輝(早稲田大学先進理工学部生命医科学科3年)/林﨑 諒巡(早稲田大学先進理工学部生命医科学科3年)/多田 優月(早稲田大学先進理工学部生命医科学科2年)/久米川 夏穂(早稲田大学本庄高等学院3年)/BLIT PROJECT・JEWEL PROJECTの学生 他

【イベントコーディネータ-】
◆朝日 透 (早稲田大学 理工学術院 教授)

1986年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業、1992年博士(理学)、2007年経営学修士を取得。早稲田大学グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長、早稲田大学「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」副実行委員長を務め、学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に取り組む。JST研究成果展開事業大学発新産業創出プログラム『Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)』プラットフォームのコアメンバー、内閣府ムーンショット型農林水産研究開発事業「Insect-related Studies for Food, Fishery, and Farming (iF3)」プロジェクトの副プログラムマネージャー。尾道市ウェルビーイング政策アドバイザーを務める。専門は、キラル科学、生物物性科学、結晶光学、機能性薄膜、対称性の破れ、循環型食料生産システムの研究。

 【お問い合わせ】
イベントに関してご質問、お問い合わせ等ありましたら、以下までご連絡ください。
blit@list.waseda.jp

【その他】
イベントの様子を映像・写真撮影させていただきます。撮影した映像や写真は、Webサイトからの配信、今後の当イベント開催時のホームページ、SNS、プレスリリース、イベントの告知等に使用させていただきます。写真の使用を控えて欲しい方はイベント前または当日に必ずお申し付けください。

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■ABOUT SHIBUYA QWS
2019年11月1日、渋谷駅直結・直上に開業した渋谷スクランブルスクエア。SHIBUYA QWS(以下QWS)は、その15階に位置する会員制の施設です。「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに掲げ、多様なバックグラウンドを持つプレイヤー達の[問い]を交差させることで、未知の価値に繋がるムーブメントを生み出すことを目指しています。
https://shibuya-qws.com/

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・SHIBUYA QWSエントランスでの検温・手指の消毒、館内でのマスク着用をお勧めいたします。
・検温で37.5°以上の場合、ご入館をお断りさせていただくことがございます。
・感染を疑う症状が出ている場合や当日体調が優れない場合はご来館をお控えいただきますようお願いいたします。

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