未来デザインとAI(SHIBUYA QWS共催)

2025.05.14(水)
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イベント概要

日付
2025/05/14(水)
時間
12:30 - 19:00
場所
スクランブルホール (SHIBUYA QWS内)
参加費
開場参加:¥10,000/オンライン参加:無料

アフターAIの世界を捉え企業の明日をともに構築する1日

生成AIの急速な進化は、社会やビジネスの風景を一変させました。もはや私たちは、AIなしの世界には戻れない「アフターAI」の時代へと突入しています。社会の基盤としてAIが定着しつつある今、企業には既存のビジネスエコシステムを見直し、未来に向けて新たな価値を生み出し続ける力が求められています。

この変化は、単なるテクノロジーの進化にとどまりません。働き方、学び方、暮らし方——あらゆる体験そのものが、問い直されつつあるのです。では、企業はこの時代にAIとどう向き合い、どのように創造的な組織を築き、新たな事業を形にしていけるのでしょうか。

こうした問いに応えるために、ロフトワークとSHIBUYA QWSは「未来デザインとAI ―変わりゆく世界を捉え、明日のビジネスを想像/創造しよう」をテーマに、1Dayカンファレンス&ワークショップを開催します。実践者の知見に学び、自らも手を動かすなかで、AIとともに未来を共創するヒントを一緒に探りましょう。

1.アフターAIの価値観で事業を再構築する

AIを単なるツールではなく、常識や価値観すら更新する、時代変化の象徴として捉えるーーそんな視点で、これからの事業のあり方を見つめ直します。実践者たちとともに、現場で起きている兆しを読みとき、新たな事業機会の可能性を探ります。

2.AIに適応する組織づくりのカギを見つける

AI時代に価値を生み続けるために、組織はどう変わるべきか。どんな未来を構想し、AIをどう位置付け、戦略に落とし込むか。組織の文化や構造に目を向けながら、進化し続ける組織への変革のヒントを一緒に考えます。

3.共創のプロセスから、新時代のあたりまえをつくる

アフターAIのインパクトは、さまざまな業界や地域の再編・再接続にまで影響を及ぼします。そこで、企業や団体の境界を超えたワークショップを通じて、AI時代における共創のプロセスを体験。対話と実践を通じて、新たなビジネスエコシステムを生み出す視点を共に育てていきます。

こんな方におすすめ

  • AIをどう捉え活用するかを経営視点で考える、経営者・CxOの方

  • AIを組織の未来戦略に取り込みたい、経営企画・企業変革推進の担当者の方

  • AI時代にふさわしい顧客体験や事業価値の再構築を考えたい方

  • アフターAIの社会や都市の構想を、自社の経営や事業に活かしたい方

タイムテーブル

WELCOME SNACK(会場参加)

11:45-12:30

受付開始/事前交流会

会場参加者には、すこしはやめに会場に到着された方に向けて、登壇者や参加者の交流の機会を、軽食とともにご用意しています。

TALK SESSIONオンライン参加/会場参加

  A会場(スクランブルホール)

12:30-12:35

OPENING MESSAGE

  • 株式会社ロフトワーク 代表取締役社長 諏訪光洋

 

12:35-12:50

KEYNOTE

“AIにできない” ことから考える、企業の「価値創造」とは

『AIにはできない』の著者で、日本のAI研究の第一人者の1人でもある栗原聡氏を招聘。AIにできること/できないことを手がかりに、企業が未来に向けて挑むべきイノベーションの可能性をお話しいただきます。

  • 慶應義塾大学理工学部 教授/人工知能学会 会長 栗原 聡

 

12:50-13:05

KEYNOTE

パナソニック コネクト社が描く未来ビジョンと全社AI導入から見えた新たな兆し

ChatGPT登場から半年後、全社的に生成AI導入を宣言したパナソニック コネクトは、1年で18.6万時間の労働時間削減を実現。同社でマーケティングやデザイン、DEI推進、カルチャー変革など幅広い役割を持ち企業改革を牽引する山口有希子氏より、パナソニック コネクトのAI導入への挑戦、変革の取り組み、そして未来に向けたビジョンをご紹介いだきます。

  • パナソニック コネクト株式会社 取締役 執行役員 SVP CMO DEI推進・カルチャー&マインド改革推進担当 山口 有希子

 

13:05-13:45

KEYNOTE DISCUSSION

AI時代の未来ビジョンとイノベーション実践

急速に進化するAI。半年後も予測できないなかで、企業は世界をどう捉え、自社の未来ビジョンに落とし込み、AIを取り入れ、価値を生み出していけるのか。KEYNOTEゲストを交え、ディスカッションします。

  • 慶應義塾大学理工学部 教授/人工知能学会 会長 栗原 聡
  • パナソニック コネクト株式会社 取締役 執行役員 SVP CMO DEI推進・カルチャー&マインド改革推進担当 山口 有希子
  • 株式会社ロフトワーク Culture Executive 岩沢 エリ

 

  A会場(スクランブルホール) B会場(クロスパーク)
14:00-14:45

SESSION1-A

UXとビジネスエコシステムはどう変わる?

AIが当たり前となった「アフターAI」の世界で、企業はどうUXを再定義し、新たなビジネスエコシステムを描くべきか。社会課題・顧客課題とその突破口を、AIテックの先端を走るリッジアイの小松平佳氏とUX・イノベーションの専門家であるロフトワークの棚橋弘季が登壇。企業の実践事例を紹介しながら、変化の兆しと次の一手を議論します。

  • 株式会社 Ridge-i 常務取締役 小松 平佳
  • 株式会社ロフトワーク 執行役員 Chief Produce Officer(CPO) 棚橋 弘季

SESSION1-B

AIは「学び」をどう変えたか。進化させるか

生成AIの登場により、「学び」のあり方やプロセスが大きく変化しています。教育・研究・自己学習・教養など、広義の「学び」を大学や企業はどう捉え直し、進化させていけるか。デジタルと創造性を融合した実践に取り組むデジタルハリウッド大学 事業部長・池谷和浩氏、『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』著者の大塚あみ氏、ロフトワークのAI活用をリードする寺井翔茉が登壇。実践事例を交え、AI時代の学びのヒントを探ります。

  • デジタルハリウッド株式会社 執行役員(大学事業部長)/小説家 池谷 和浩
  • 合同会社Hundreds代表/研究者/著述家/SE 大塚 あみ
  • 株式会社ロフトワーク 取締役 COO 寺井 翔茉
14:55-15:40

SESSION2-A

ひとの可能性をひらく、ロボット・AIとの共創 〜ムーンショット研究最前線から

人間の可能性はAIと共創することでどこまで広がるのか。現時点で実現可能なレベルとは。ムーンショットプロジェクトにも携わるなど、第一線で研究する南澤孝太氏から研究最前線の事例をご紹介。FabCafe Tokyo COO 兼 CTOの金岡大輝から、世界14拠点に点在するFabCafeのクリエイティブコミュニティの事例紹介を通じて、ひとの可能性をひらくロボット・AIの実践アイデアを一緒に考えます。

  • 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)教授 南澤 孝太
  • FabCafe Tokyo COO 兼 CTO 金岡 大輝

SESSION2-B

感性価値に寄り添う都市デザインとAI活用

都市の魅力を高める鍵となる「感性価値」に着目したAI活用による、新たな都市デザインの可能性とは?建築特化型画像生成AIを開発する株式会社SAMURAI ARCHITECTSの加藤利基氏、ソニーCSL 初のスピンアウト企業となるクウジット株式会社 代表の末吉 隆彦氏とCMO雙木 弘美氏が登壇し、議論します。

  • クウジット株式会社 代表取締役社長 CEO 末吉 隆彦
  • クウジット株式会社 取締役 CMO 雙木 弘美
  • 株式会社SAMURAI ARCHITECTS 代表取締役CEO 加藤 利基
  • 株式会社ロフトワーク LAYOUT シニアディレクター/ SHIBUYA QWS ディレクター 加藤 翼

WORKSHOP 会場参加

会場参加の方は、以下の4種類(3つのワークショップと1つの公開会議)の中から1つ選び、ご参加いただけます。ワークショップでは、AIと共創するデザインの体験をUXシナリオ、未来洞察、情報設計と3テーマを企画。公開会議では、アフターAIの社会をシステム思考で捉え、事業機会を参加者と探る対話の場を企画しました。

16:00-17:50 Workshop01

<AI×未来洞察
誰でも実践できる未来の描き方「Future in Hands」

これまで専門知や高い技術が求められた未来洞察のプロセスに、AIを活用。専用のGPTsが抽出する社会の兆し(シグナル)を起点に、人の想像力や意志と掛け合わせることで、誰もがリアルな未来の物語を描けるようになります。ワークではシナリオ創出から事業アイデアの検討まで一連のプロセスを実践できます。
企画:VU Unit / 協力:株式会社 Ridge-i
Workshop02

<AI×UXシナリオ
未来の施策のUXを導く「THE HUMAN開発センター」

あなたのユーザー分析は、“都合の良いペルソナやジャーニー“に陥っていませんか? 未来の施策設計の精度を高めるため、人間の深層心理・行動モデルに基づく「THE HUMAN」の開発に挑戦。行動経済学者や文化人類学者、そして参加者で開発会議を行い、本質的なUXシナリオを導き出します。
企画:MVMNT Unit
Workshop03

<AI×情報設計
情報の見方を変える「価値のリフレーミング」

誰もが情報を発信できる時代。AIの普及により「情報の生成」も劇的に容易になりました。しかし、その中から「本質的な価値」を見つけ出し、伝えることはむしろ難しくなっているのではないでしょうか? このワークでは、AIと共に自社のサービスや製品、情報発信の内容を見つめ直し、「自分たちでも気づいていない価値」を発見し、伝達する方法を考えます。
企画:MTRL
Dialogue

AI社会のデザイン>
人口減少問題の介入点を探る「AI社会デザイン会議」

AIによる社会変化と人口減少が進む時代に、課題解決の介入点を捉え、新たな事業へトランジションするには何が必要か? 各領域の専門家を交え、転換の鍵となるポイントを探索。次世代の役割や事業機会を参加者と考えるオープンディスカッションです。
ファシリテーター:株式会社ロフトワーク 執行役員 Chief Produce Officer 棚橋弘季

NETWORKING 会場参加

18:00-19:00

交流会

ゲストと参加者を交えた懇親会の機会をご用意しました。 

登壇者

栗原 聡 山口 有希子
慶應義塾大学理工学部 教授
人工知能学会 会長
パナソニック コネクト株式会社
取締役 執行役員 SVP CMO DEI推進・カルチャー&マインド改革推進担当
KEYNOTE KEYNOTE

岩沢 エリ

小松 平佳
株式会社ロフトワーク
Culture Executive
株式会社 Ridge-i
常務取締役
KEYNOTE SESSION1-A
棚橋 弘季 池谷 和浩
株式会社ロフトワーク
執行役員 Chief Produce Officer
デジタルハリウッド株式会社
執行役員(大学事業部長) / 小説家
SESSION1-A SESSION1-B
大塚 あみ 寺井 翔茉
合同会社Hundreds
代表 / 研究者 / 著述家 / SE
株式会社ロフトワーク
取締役 COO
SESSION1-B SESSION1-B
南澤 孝太 金岡 大輝
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科(KMD) 教授
FabCafe
COO / CTO
SESSION2-A SESSION2-A
末吉 隆彦 雙木 弘美
クウジット株式会社
代表取締役社長 CEO
クウジット株式会社
取締役 CMO
SESSION2-B SESSION2-B
加藤利基 加藤 翼
株式会社SAMURAI ARCHITECTS
代表取締役CEO
株式会社ロフトワーク
Layout シニアディレクター
SESSION2-B SESSION2-B
諏訪 光洋  
株式会社ロフトワーク
代表取締役社長
OPENING

チケット

申込時に、会場参加チケット、オンライン視聴チケットのいずれかを選択して申込いただきます。一部トークセッション、ワークショップは会場限定です。定員を超える申込があった場合、会場参加チケットは抽選制となります。併せて、申込時に希望するワークショップも選択いただきますが、こちらも人数に応じて第二希望をご案内する場合がございます。ご了承ください。

 

 

会場でのトークセッション視聴、ワークショップ参加、交流会参加が可能です。
後日、会場A/B両方のアーカイブ映像もご覧いただけます。

A会場(スクランブルホール)で開催されるトークセッションをYouTubeで視聴いただけます。(B会場のライブ配信はありません)後日、会場A/B両方のアーカイブ映像もご覧いただけます。

ご注意

  • 抽選結果、参加ワークショップ、チケット購入は、5月7日頃、お申し込み者の方宛にお送りする運営からのメールでご案内します。
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日Loftwork.com、QWSサイトに掲載する場合があります。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 本イベントの取材をご希望の方は、ロフトワークまでお問い合わせください。
  • 購入後のキャンセル・返金は不可となります。ただし、急病や天災などの特例に限り、対応を検討いたします。購入は、5月7日以降、お申し込み者の方宛にお送りする運営からのメールでご案内します。
  • チケットの転売・譲渡について
    チケットの転売は禁止されていますが、同じ社内の方への譲渡は可能です。その際は、事前に運営までご連絡をお願いいたします。

イベント概要

イベント名 未来デザインとAI ー変わりゆく世界を捉え、明日のビジネスを想像/創造しよう
開催日 2025年5月14日(水)12:30-19:00(オンライン視聴は16:00まで)
会場 SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)
東京都渋谷区渋谷2丁目24−12 渋谷スクランブルスクエア15F
SHIBUYA QWS アクセス詳細
配信 YouTubeライブ
全参加者に期間限定アーカイブ配信を共有予定

参加費

会場参加 10,000円(懇親会費込み)
オンライン視聴 無料

参加人数

会場参加120名
オンライン参加 上限なし
共催 株式会社ロフトワーク、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)
協力 FabCafe Tokyo、株式会社 Ridge-i
SHIBUYA QWS(シブヤ キューズ) ロゴ画像

SHIBUYA QWS(シブヤ キューズ)

SHIBUYA QWSは、年齢や専門領域を問わず、渋谷に集い活動するグループのための拠点です。コミュニティコンセプトを「Scramble Society」 とし、グループ間の交流や領域横断の取り組みから化学変化が生まれ、未来に向けた価値創造活動を加速させます。
https://shibuya-qws.com/
株式会社 Ridge-i (リッジアイ) ロゴ画像

株式会社 Ridge-i (リッジアイ)

株式会社 Ridge-iは、「データ・AIを駆使した最先端技術とビジネス知見を用いて、未解決の課題に挑み、新しい社会を実現する」をミッションに、AI活用コンサルティング、開発サービスなどを提供するテクノロジーソリューションカンパニーです。
https://ridge-i.com/
FabCafe(ファブカフェ) ロゴ画像

FabCafe(ファブカフェ)

FabCafeは、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティです。 人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。 “デジタル”と“リアル”の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。
https://fabcafe.com/jp/tokyo/

 

Q&A

Q.イベント途中での入退場や会場移動は可能ですか?

A.はい、可能です。

トークセッション中であれば「スクランブルホール」と「クロスパーク」間の移動も自由です。ただし、ワークショップは事前申込・抽選制のため、事前にご提示したワークショップから当日変更や、ワーク途中での移動はご遠慮いただいております。

Q.後日アーカイブを視聴することはできますか?

A.はい、会場参加・オンライン参加ともに、一定期間のアーカイブ視聴が可能です。

Q.ワークショップは何個でも参加できますか?

A.4つのワークショップのなかから1つに参加いただく仕組みになっています。申し込み時、希望するワークショップを選択してください。イベント一週間前を目安に、参加いただけるワークショップをメールでお知らせします。

Q.チケットの追加販売はありますか?

A.会場チケットは5月7日(火)10:00まで、オンラインチケットは5月9日(木)17:00までの販売となります。以降の販売はございませんので、お早めにお申し込みください。会場での追加販売はありません。

Q.支払いのタイミングはいつですか?

A.会場参加は抽選制となります。5月7日(火)中に、お申し込みの方へ抽選結果をお送りします。ご当選された方は、メールの案内に従い、5月13日(月)18:00までにお支払いをお願いします。

早割でお申し込みの方は、4月14日(月)に結果とお支払い方法をご案内します。入金期限は4月25日(木)15:00までです。期限を過ぎた場合はキャンセル扱いとなり、一般枠での再申し込みが必要になります。
申込締め切り後、応募多数の場合抽選を行います。

メッセージ

「変化が激しく、先行きが見えないVUCAの時代」——そんな書き出しをもう何度も見てきたし、自分でも書いてきました。けれど、今ほどこの言葉が「その通りだ」と感じられる状況は、これまでなかったのではないでしょうか。

iPhoneが私たちの生活を一変させたように、AIにおけるキラープロダクトは、ChatGPTの登場なのかもしれません。SNSには有名アニメ調の生成画像があふれ、企業も業務やサービスにChatGPTを取り入れはじめています。そんな生成AIの盛り上がりごと飲み込む「アフターAI」の世界は、いったいどんな景色を生み出すのでしょうか。

その問いを探究し、新しい「あたりまえ」や可能性を生み出していくために、これまで2回開催してきた「変革のデザイン」の流れを受け継ぎ、今回は「未来デザインとAI」というテーマでイベントを開催します。ぜひ足を運んでください。みなさんと議論すること、体験すること、つくることを楽しみにしています。

企画:株式会社ロフトワーク Culture Executive 岩沢 エリ

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