第1回スタートアップ・エコシステム拠点都市 合同ワークショップ 「わが国を元気にしたい人に問います スタートアップ・エコシステムって知っていますか?」 ~QWSアカデミア(早稲田大学)〜
イベント概要
- 日付
- 2021/07/09(金)
- 時間
- 18:00-20:30
- 場所
- Zoomウェビナー形式オンライン
- 参加費
- 無料
2020年7月、内閣府の掲げた「Beyond Limits. Unlock Our Potential~世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略~」に基づいたスタートアップ・エコシステム拠点都市が選定されました。
このワークショップでは、そのグローバル拠点都市に選定された、東京と京阪神のプラットフォームがタッグを組み、日本を「世界に伍するスタートアップ大国」にするためには、何が足りないのかを問う場とします。今回は大学から生まれる優れた技術シーズの実用化やアントレプレナーシップ指導・支援人材の育成を展開する
“Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs”
“京阪神スタートアップアカデミア・コアリション”
のプラットフォームにフォーカスします。
基調講演では、日本のスタートアップエコシステム拠点都市形成戦略について知り、特別講演では、シリコンバレーのスタートアップエコシステムの仕組みを学び、パネルディスカッションでは、「アントレプレナーシップを学ぶ人、教える人、試す人」をテーマに議論します。
日本のめざすべき姿や、シリコンバレーのエコシステム、そして日本におけるアントレプレナーシップ教育の現状について知る機会を提供し、参加者自身が自分事として考えるきっかけとなるイベントです。
「スタートアップエコシステムって知っていますか」という問いから始め、スタートアップエコシステムとは何かを一緒に考えてみませんか?
<開催日>
7月9日(金)18:00-20:30
会場
Zoomウェビナー形式オンライン
※オンラインチケットにお申込み頂きますと、後日視聴用URLがメッセージで届きます。
<参加費>
無料
※本ページ下記の【オンラインイベント参加に伴う注意事項】を必ずご確認の上お申し込みください。
<タイムテーブル>
18:00-18:05 開催挨拶
Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs プログラム代表/WASEDA-EDGE人事育成プログラム 実行委員長 大野 髙裕
18:05-18:25 基調講演 「わが国の世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略とは」
総合科学技術・イノベーション会議 有識者議員 上⼭ 隆⼤
18:25-18:45 特別講演 「あなたにとってのシリコンバレーにおけるスタートアップ・エコシステムとは」
スタンフォード大学 医師・研究員/日本バイオデザイン学会 理事 池野 文昭
18:50-19:05 わが国のスタートアップ・エコシステム拠点の取り組み紹介
「Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs」
早稲田大学・神奈川県立保健福祉大学 教授 島岡 未来子
19:05-19:20 わが国のスタートアップ・エコシステム拠点の取り組み紹介
「京阪神スタートアップアカデミア・コアリション」
公益財団法人 大阪産業局 イノベーション推進部 野崎 麻衣
19:20-20:15 パネルディスカション
「アントレプレナーシップを学ぶ人、教える人、試す人」を育てるVol.1
・パネリスト①:京都大学 教授 木谷 哲夫
・パネリスト②:早稲田大学 教授 柴山 知也
・パネリスト③:慶應義塾大学 教授 白坂 成功
・パネリスト④:広島大学 准教授 牧野 恵美
・モデレーター:早稲田大学 教授 朝日 透
20:15-20:25 QWS紹介・イベント案内・アンケート
SHIBUYA QWS 出川久美子、早稲田大学 喜久里 要、大阪産業局 野崎 麻衣
20:25-20:30 閉会挨拶
京阪神スタートアップアカデミア・コアリション プログラム代表/京都大学産官学連携本部 本部長 室田 浩司
主催:SHIBUYA QWS Innovation協議会
共催:Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs (T-UNITE)、京阪神スタートアップアカデミア・コアリション(事務局:大阪産業局)、WASEDA-EDGE人材育成プログラム、グローバル科学知融合研究所 他
協力:川崎市、山口大学 他
大野 髙裕
大野 髙裕
1978年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業、同大学院修士課程、博士糧修了(工学博士)。1988年早稲田大学理工学部工業経営学科専任講師、助教授を経て、現在、早稲田大学理工学術院経営システム工学科教授、早稲田大学価値創造マネジメント研究所所長、WASEDA-EDGE人事育成プログラム実行委員長、SCORE環境整備型プログラム「Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs(T-UNITE)」プラットフォームのプログラム代表を務める。これまで、早稲田大学学生部副部長、国際部長、教務部長、理事を務め、日本リアルオプション学会会長、日本経営工学会理事、日本経営システム学会常任理事なども歴任する。専門は、コストエンジニアリング、管理会計、マーケティングリサーチ。
池野 文昭
池野 文昭
自治医科大学卒業。2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与する。医療機器分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通している。医療機器における日米規制当局のプロジェクトにも参画し、国境を超えた医療機器エコシステムの確立に尽力している。スタンフォード大学では研究と平行し、2014年から、Stanford Biodesign Advisory Facultyとして、医療機器分野の起業家養成講座で教鞭をとり、日本版Biodesignの設立にも深く関与。日本にもシリコンバレー型の医療機器エコシステムを確立すべく、精力的に活動している。
島岡 未来子
島岡 未来子
2014年より「WASEDA-EDGE人材育成プログラムの運営」に携わり、2016年より事務局長代行、2019年より事務局長を務め、SCORE環境整備型プログラム「Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs (T-UNITE)」プラットフォームのコアメンバー。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。コーチングの起業家教育への導入に取り組むほか、デザイン思考などの授業を担当。著書に、Entrepreneurship education at Waseda University, Japan: challenges in integrating entrepreneurship education programs across universities and beyond, Heidi M. Neck and Jeffry A. eds. *Innovation in Global Entrepreneurship Education: Teaching Entrepreneurship in Practice*, Edward Elgar(2020), 「早稲田大学で実施する場のイノベーション」『場のイノベーション』中央経済社(2018) ほか。
柴山 知也
柴山 知也
東京大学工学部土木工学科卒、同大大学院工学系研究科修士課程修了。工学博士。東京大学助手、同講師、同助教授、横浜国立大学助教授、教授を経て、現在、早稲田大学理工学術院社会環境工学科教授、横浜国立大学名誉教授。早稲田大学・持続的未来社会研究所所長を務めるとともに、早稲田大学アントレプレナー教育センター 所長、SCORE環境整備型プログラム「Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs (T-UNITE)」プラットフォームのプログラム代表補佐Editor in Chief, Coastal Engineering Journal、日本沿岸域学会副会長、神奈川県庁環境影響評価審査会会長、日本海洋工学会会長などを歴任し、現在は日本沿岸域学会会長を務める。専門は土木工学(海岸工学、海洋開発、沿岸域防災、津波・高潮、建設社会学)。
朝日 透
朝日 透
早稲田大学理工学部応用物理学科卒、博士(理学)、経営学修士。WASEDA-EDGE人材育成プログラム実行副委員長、グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長を務め、学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に取り組む。ムーンショット型農林水産研究開発事業「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発プロジェクト」の副プロジェクトマネージャー、JST-ERATO「山内物質空間テクトニクスプロジェクト」のプロジェクトマネジャーを務める。専門は、キラル科学、生物物性科学、循環型食料生産システム、光応答性材料、機能性薄膜。
喜久里 要
喜久里 要
東京大学法学部卒業、2003年文部科学省に入省。初等中等教育局児童生徒課でいじめ自殺問題への対応を経験。2009年7月より高等教育局大学振興課・私学助成課で大学行政に6年間携わる。 2013年大阪大学に出向し、総務企画部経営企画課長として勤務し、SGUなど大学改革の企画立案を担当。 2015年10月早稲田大学職員に転身し、2018年11月より現職。SCORE環境整備型プログラム「Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs (T-UNITE)」プラットフォームのコアメンバー。学会や勉強会、大学での講演活動も精力的に行っている。
木谷 哲夫
木谷 哲夫
京都大学でテクノロジー商業化の手法、起業家育成方法、エコシステムについての研究、および全学起業家教育プログラムの開発・実施に従事している。複数の大学発ベンチャー企業のアドバイザーも務める。イノベーションとアントレプレナーシップに関する著述には、『ケースで学ぶ 実戦・起業塾』(2010日本経済新聞出版社、編著)、『成功はすべてコンセプトから始まる』(2012ダイヤモンド社)などがある。現職以前にはマッキンゼーおよび国内外の金融機関でのコンサルティングとファイナンスの分野における実務経験を有している。東京大学法学部卒、シカゴ大学政治学博士前期課程修了(MA)、ペンシルバニア大学ウォートン校MBA。
室田 浩司
室田 浩司
大和証券系VCにて、25年間、国内外のVC投資と広範囲の産学連携活動を行う。2013年、京都大学医学研究科特任教授(医学URA室長)に就任。研究マネジメント支援に従事。2016年、京都大学イノベーションキャピタル(株)代表取締役。2020年より現職。Global University Venturing Power List 2018 にノミネート。国際公認投資アナリスト、中小企業診断士。学習院大学法学部卒業、仏国立ポンゼジョセ高等工科大学 経営学修士修了。日経産業新聞にコラム連載中。
牧野 恵美
牧野 恵美
コロンビア大学ジャーナリズムスクールで修士課程修了後、日本経済新聞・米州総局の記者として、1990年代後半に米コロンビア大学ジャーナリズムスクールで修士課程修了後、日本経済新聞・米州総局の記者として、1990年代後半に米国のベンチャーと起業家を数多く取材。その経験が、現在の起業家教育の実践と研究の原動力となっている。帰国後、スタートアップに特化したニューズレター、日経E-BIZ(日経BP社)の企画と編集に携わる。子育てとの両立のため通訳業に転身したが、3人目の子ども出産直後に再び渡米し、クレアモント大学院大学のドラッカースクールにてMBA、PhD(経営学)を取得。九州大学、東京理科大学を経て、2019年より現職。著書にInnovation Makers: How Campus Makerspaces Can Empower Students to Change the World.
白坂 成功
白坂 成功
東京⼤学⼤学院修⼠課程修了(航空宇宙⼯学)、慶應義塾⼤学後期博⼠課程修了(システムエンジニアリング学)。⼤学院修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野はイノベーション創出にむけた新価値創造方法論であるシステムxデザイン思考や、システムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾⼤学⼤学院SDM研究科⾮常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。2015年12⽉〜2019年3⽉まで内閣府⾰新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型⼩型合成開⼝レーダ(SAR)衛星を開発。2020年5月から独立行政法人情報処理振興機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンター 有識者会議座長他、政府の各種委員を務める。
上⼭ 隆⼤
上⼭ 隆⼤
大阪大学経済学部経済学科博士課程修了。スタンフォード大学歴史学部大学院修了(Ph.D. )。上智大学経済学部教授・学部長、慶應大学総合政策学部教授、政策研究大学院大学副学長を経て、2016年4月から現職。スタンフォード大学歴史学部・客員教授、東北大学工学部大学院工学研究科客員教授などを歴任。主な著書に『アカデミックキャピタリズムを超えて:アメリカの大学と科学研究の現在』(NTT出版、読売・吉野作造賞)などがある。専門は、科学技術政策、科学技術史、公共政策、イノベーション政策、高等教育論。
野崎 麻衣
野崎 麻衣
大阪市都市型産業振興センター(現・大阪産業局)にて大阪市の起業支援施設・Osaka Innovation Hubの運営に携わったのち、株式会社ツクリエに入社、東京都の起業支援施設・Startup Hub Tokyoの拠点立ち上げ準備および運営に従事。
その後、渋谷スクランブルスクエア株式会社にて、共創施設・SHIBUYA QWSの開業準備からコミュニティ運営に従事し、2020年5月より大阪産業局に戻り、スタートアップエコシステム拠点都市の事務局業務や、Osaka Innovation Hubのプロジェクトに携わる。
稲田 萌花
稲田 萌花
2018年、早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科卒業。現在、早稲田大学大学院 先進理工学研究科 先進理工学専攻 一貫制博士課程4年。2018年より文部科学省 博士課程教育リーディングプログラム 早稲田大学「リーディング理工学博士プログラム」7期生、2019年より文部科学省 卓越大学院プログラム「早稲田大学 パワー・エネルギー・プロフェッショナル(PEP)人材育成プログラム」2期生。2019年国立研究開発法人 産業技術総合研究所 イノベーションスクール研究基礎力育成コース12期 として参加し修了する。 2018年、2019年に、政策大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム SciREX サマーキャンプに拠点外学生として参加。2019年、2020年にMonash Universityへ 研究留学 。2021年「Waseda University T-UNITE – Babson Global Symposium for Entrepreneurship Educators」プログラムに参加、修了する。専門は材料化学。