なぜSDGs?材料分野におけるSDGsシンポジウム~QWSアカデミア(東京大学)~
イベント概要
- 日付
- 2020/11/27(金)
- 時間
- 14:00-18:00
- 場所
- オンライン(ニコニコ生放送)
- 参加費
- 無料
材料、とくに金属材料分野におけるSDGs(持続可能な開発目標)についての特別講演会を企画。
講演会の後、非鉄金属分野のオピニオンリーダーを加え、講演者とのパネルディスカッションを行います。
<開催日>
11月27日(金)14:00~18:00
<視聴方法>
ニコニコ生放送
※本チケットにお申込み頂きますと、視聴用URLがメッセージで届きます
<タイムテーブル>
14:00 SHIBUYA QWSの概要紹介
14:05 開会の挨拶 岡部 徹 東京大学 副学長・教授
14:10 講演「なぜ企業はSDGsに取り組むのか 」 沖 大幹 東京大学 教授(国際連合大学 上級副学長)
15:00 講演「SDGs実現のための金属資源循環利用の方向性と課題」 星野 岳穂 東京大学 特任教授
16:00 講演「未来社会デザインとメタラジー」 田中 敏宏 大阪大学 統括理事 副学長
17:00 パネルディスカッション
<モデレーター>所 千晴 東京大学 特任教授、岡部 徹 東京大学 特任教授
<パネリスト> 上記講演者に加え、大井 滋 JX金属(株)特別理事
17:50 閉会の挨拶 藤井 輝夫 東京大学 理事・副学長
18:00 終了
講演者
沖 大幹
沖 大幹
1964年東京生まれ、西宮育ち。1989年東京大学大学院工学系研究科修了、1993年博士(工学、東京大学)、1994年気象予報士。専門は土木工学で、特に水文学(すいもんがく)、地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究。気候変動に関わる政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書統括執筆責任者、国土審議会委員ほかを務めた。書籍に『水の未来』(2016年)、『水危機 ほんとうの話』(2012年)、『水の世界地図第2版』(監訳、2011年)など。日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞など表彰多数。水文学部門で日本人初のアメリカ地球物理学連合(AGU)フェロー(2014年)。2020年10月より日本学術会議会員、ローマクラブ正会員。
星野 岳穂
(元 経済産業省 資源エネルギー庁 審議官)
星野 岳穂
(元 経済産業省 資源エネルギー庁 審議官)
2019年8月より東京大学産学協創推進本部副本部長。2018年まで、経済産業省に勤務し、非鉄金属業や鉄鋼業等の産業政策・環境政策に従事。原子力事故災害対処審議官を最後に2018年7月に退官、2019年4月から現職。鉄鋼・アルミ・銅等のベースメタル等金属材料を生産・利用する際の資源循環を含むマテリアルフロー分析、LCA等の環境影響評価手法を研究。金属の持つ循環性(リサイクル)がこれからの社会に有効・重要であるかを政府・産業界に発信していく。
田中 敏宏
(前 日本鉄鋼協会 会長)
田中 敏宏
(前 日本鉄鋼協会 会長)
1957年生まれ。1985年大阪大学・大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士(大阪大学)。その後、助手、助教授、教授を経て、2015年から4年間大阪大学工学研究科長・工学部長を務めた後、2019年から現職。またその間、2018-2020年日本鉄鋼協会の会長を務めた。教育担当の理事の職務に加え、今年は春先からコロナ感染対応も担当しており、メデイア授業実施等をはじめとするコロナ新時代の大学変革の真只中の毎日を過ごしている。工学研究科・マテリアル生産科学専攻の教授を兼任しており、専門はメタラジーの分野における高温材料物理化学、界面制御工学。最近は地球科学、宇宙科学の分野の方々との共同研究も行っており、資源開発・製精錬関係の新たな分野開拓を目指している。
パネリスト
大井 滋
大井 滋
1953年生まれ。広島県出身。1978年一橋大学経済学部卒業。1989年ジョージタウン大学経営大学院修士課程修了、MBA(経営学修士)。2014年よりJX日鉱日石金属株式会社(現JX金属株式会社)代表取締役社長に就任。2019年より現職。国内では製錬、資源、環境リサイクル分野などを手掛け、海外ではチリのロスペランブレス鉱山の開発事業、海外企業役員などを歴任した。本年7月の第91回レアメタル研究会では「非鉄金属資源素材業界とSDGs/ESG」について講演した。同講演では、SDGsの実現やESG経営が企業の社会的な責任である理由につき、社会環境の変化や国際力学より本質を解くとともに、非鉄金属業界もこれらの遂行に真摯に向き合っていく必要性と、それを担う人財の確保と育成のため産官学連携の重要性を訴えた。
モデレーター
所 千晴
所 千晴
資源循環のための分離技術、環境対策を専門とする立場からSDGsに関与。2017年より日本学術会議第三部会員、2018年より早稲田大学ダイバーシティ推進室長としても、種々の観点から持続可能な社会のあり方を模索している。東京大学生産技術研究所では非鉄金属資源循環工学寄付研究部門にて、アウトリーチ活動を担当。最近は、科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業にて、リチウムイオン電池、太陽光パネル、マルチマテリアルなど資源循環を実現する革新的な分離技術開発に取り組んでいる。
岡部 徹
岡部 徹
1965年京都生まれ。京都大学、米国MIT、東北大学を転々とし、2009年から東京大学 生産技術研究所 教授。専門分野は、材料化学、環境科学、循環資源工学、レアメタルプロセス工学。30年以上、一貫してレアメタルの研究に取り組んでいる。“プロセス技術がレアメタルをコモンメタルに変える”ことを夢見て、チタンなどの新製錬技術の開発を行っている。最近は、貴金属、レアアース (希土類金属)、ニオブ、タンタル、レニウムなどのレアメタルの製造プロセスや新規リサイクル技術、環境技術の研究も行っている。
閉会の挨拶
藤井 輝夫
藤井 輝夫
1988年東京大学工学部卒業、1990年同大学院工学系研究科修士課程修了、1993年同大学院工学系研究科博士課程修了・工学博士、
2007年同生産技術研究所教授、2015年同生産技術研究所長就任、2018年同執行役・副学長就任、2019年より現職。
■参加にあたってのご注意:
・イベントの参加申し込みは先着順となりますので、お早目にお申込みいただきますよう、ご注意ください。
・記録・広報などを目的として、イベントの様子を写真や動画で撮影する場合があります。あらかじめご了承ください。
・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・本イベントの録画・録音はご遠慮ください。
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・ニコニコ生放送のチャット機能による登壇者への質問を可能としますが、迷惑行為だと主催者側が判断した場合は退場を依頼することとし、今後の参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。
主催:SHIBUYA QWS Innovation協議会/東京大学 生産技術研究所 非鉄金属資源循環工学寄付研究部門 (JX金属寄付ユニット)
共催:東京大学
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・手続きの詳細、返金にかかる日数や手数料については下記URLをご確認くださいませ。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001822284-%E4%B8%BB%E5%82%AC%E8%80%85%E3%81%AB%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BE%9D%E9%A0%BC%E3%81%99%E3%82%8B
■当イベントの記載情報について
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。(2020年11月7日更新)