サステイナブル・カカオとは? ―チョコレート選びの新たな視点― ~QWS×JICA【World Wide Question】~

2021.03.12(金)
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イベント概要

日付
2021/03/12(金)
時間
14:00-15:30
場所
オンライン
参加費
無料

サステイナブル・カカオとは?―チョコレート選びの新たな視点―

SHIBUYA QWSは、JICA(国際協力機構)と連携し、国際課題に問いの感性を広げるプログラム【World Wide Question】を提供しています。今回はホワイトデーを直前に控え、チョコレート(カカオ)について、問いかける90分です。

<詳細>
例年と異なり、様々な制約の中、今年のバレンタインデーは、人と人のつながりを改めて見つめ直す機会となった方も多いのではないでしょうか。チョコレートやカカオを取り巻く環境も、世界中の経済活動停滞により、需給関係が大きく変動し、生産国では、豆の買取条件や、児童労働、森林破壊の拡大などの課題に直面しています。

世界の人々が、これからもチョコレートを楽しめるよう、カカオ生産、流通等にかかわるすべてのステークホルダーが協力し、こうした課題に取り組んでいくため、2020年1月に「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」が設立されました。

設立から約1年が経ち、約80の団体・個人会員がサステイナブル・カカオをテーマに活動していますが、チョコレートを選ばれる消費者のみなさんにとって、どんな点をポイントにしていただくことが「サステイナブル(持続可能)」な未来をもたらすのか、いろんな角度から、このテーマに取り組まれている3名にご紹介いただくパネルディスカッションを開催いたします。

 

<開催日>
3月12日(金)14:00-15:30

<参加費>
無料

<開催場所>
オンライン(ZOOMウェビナー)

<タイムテーブル>
14:00-14:05 開会・主催者あいさつ
14:05-14:10 SHIBUYA QWS紹介
14:10-14:20 開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォームの説明
14:20-15:25 パネルディスカッション
(パネリスト3名によるプレゼンテーション 各15分を含む)
15:25-15:30 閉会あいさつ
15:30 閉会

<登壇者>
■江澤 孝太朗 (株式会社コータロー ママノチョコレート代表取締役社長)

日本初のアリバカカオ専門店として2013年に東京・赤坂見附で創業。エクアドルの熱帯雨林地域の組合で栽培されるアグロフォレストリー農法のオーガニックアリバカカオのみを使用したチョコレートを作って販売しています。市民活動家として「ゼロエミッションを実現する会」で自治体の気候変動対策にも取り組んでいます。

~プレゼン内容~
① チョコレートと気候変動の深い関係
② 持続可能な社会を作るために、チョコレート選びで大切にしてほしいポイント

■生田 渉 (株式会社立花商店東京支店取締役/ TACHIBANA INTERNATIONAL PTE LTD代表取締役社長)

2000年商社に入社し、食品原料の世界で10年を過ごす。その中で農産品目による生産者の収入が不公平である事に課題を感じ、2010年からカカオ生産者の収入向上に取り組むため(株)立花商店に移る。日本では珍しいカカオトレーダーとして、主にアフリカ各国のカカオをアジア、中東、欧州市場に販売。これまで年間100日以上をカカオ生産国で過ごす生活を15年継続している。近年は高品質カカオの需要の高まりを受けてアジアのカカオ生産に取り組む。『全世界の全てのカカオを最適な市場に』が仕事のコンセプト。

~プレゼン内容~
ガーナのカカオ生産における社会課題解決の為に行っているプロジェクトについてご紹介します。弊社では、農家の高齢化やカカオ栽培の低収入が顕在化しているガーナにおいて、今後成長が期待される農園管理サービス企業と協働し、同国では初の取り組みとなるカカオの集約型発酵管理による高品質カカオ豆の生産を実施し、高品質カカオ豆及びその加工品の販売モデルの構築を目指しています。その取り組み内容と課題をお伝えできればと思います。

■白木 朋子 (認定NPO法人ACE事務局長・共同創業者)

大学のゼミでインドの児童労働を研究。大学在籍中の1997年に代表の岩附ほか学生5人でACEを創業。大学院留学、民間企業を経て2005年4月より現職。2008年よりガーナでの活動を開始。カカオ生産者、企業、消費者をつないで児童労働を解決することに挑戦中。ガーナ政府との共同での制度づくりにも取り組む。著書に「子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。」(2015年)、共著「わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。」(2007年)(いずれも合同出版)。「チェンジの扉~児童労働に向き合って気づいたこと」(2018年、集英社)では第1章を担当。

~プレゼン内容~
ACEは2009年からガーナのカカオ生産コミュニティで児童労働に依存しない地域づくりに取り組んできました。森永製菓をはじめとする日本のチョコレート企業や消費者を巻きこみながら活動を展開してきた経験から、これまでの活動を通じてどのような変化やインパクトを生んできたのか、児童労働の解決に向けて企業や消費者ができることや、NGOを含む多様な関係者が連携することの意義についてお話しいたします。

<モデレーター>
松本 志織(JICAガバナンス・平和構築部特別嘱託)

■参加にあたってのご注意
・イベントの参加申し込みは先着順となりますので、お早目にお申込みいただきますよう、ご注意ください。
・記録・広報などを目的として、イベントの様子を写真や動画で撮影する場合があります。あらかじめご了承ください。
・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・本イベントの録画・録音はご遠慮ください。

【オンラインイベント参加に伴う注意事項】※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点で、ご同意頂いたとみなします)
・ZOOMの使用方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
・ZOOMの使用は、パソコンの場合はカメラ、マイク機能がついたもの、スマートフォンの場合はGoogleplayやAppstoreなどから事前にアプリのインストールが必要です。(インストールや使用は無料ですが、別途インターネット回線が必要です。)
・ZOOMインストールなどを起因とするPCトラブルなどは保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。
・各種アプリは最新版にアップデートしてからご利用ください。
・配信URLを他の方に知らせたり、SNSなどで公開しないようお願いします。
・回線・機器の状況によっては通信が不安定になったり、それを原因とした映像等の不具合が発生する可能性がございます。
・予期せずネット環境が乱れる可能性がございます。予めご了承ください。
・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・本イベントの録画・録音はご遠慮ください。
・プライバシー保護の観点から、無断に画面をスクリーンショットや撮影等をすることはご遠慮ください。
・後日配信するための動画の撮影や、チャットの事後共有を行う予定はございません。
・参加者とのチャットを使った双方向のやりとりを想定していますが、迷惑行為だと主催者側が判断した場合は、即時ご退場いただき、今後の参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

■イベント運営
【共催】SHIBUYA QWS/独立行政法人国際協力機構/開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム

■当イベントの記載情報について
登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。

■ご回答をいただいた個人情報を含む内容について
今後のイベント等のご案内、個人を特定しない形での統計データ収集のために使用し、これ以外の目的には一切使用いたしません。なお、いただいた個人情報は渋谷スクランブルスクエア(株)の個人情報管理規定に基づき、管理し、また、使用後は適切な方法で廃棄処分いたします。

《運営およびお問合せ先》
お申し込み方法等 SHIBUYA QWSへのお問い合わせフォーム  
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001822272

イベント内容等 独立行政法人国際協力機構(JICA)ガバナンス・平和構築部内「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」事務局
メールアドレス:sustainable_cocoa@jica.go.jp

*「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」については
こちらをご覧ください 
https://www.jica.go.jp/activities/issues/governance/platform/index.html

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