リ/クリエーション
「復造力」を取り戻せるか?
リ/クリエーションとは?
いつものプロジェクトから一瞬視線を外して「遊び」や「余白」から、創造性を取り戻すプログラムです。第一線で活躍するクリエイティブ・リーダーらが率いるフィールドワークを通じて、身体に知識を蓄え、思考の流動性を高め、アート・デザインの視点をプロジェクトに繋げます。
プログラムパートナー
一般社団法人ドリフターズ・インターナショナル
同時に、芸術祭やアートプロジェクトの事務局運営や、まちなかを活用したイベント企画、また、多様な観客・参加者にリーチするための創造的タッチポイントを生み出す、広報・広告・プロモーションのディレクションや実務なども行う。
金森 香(かなもり・かお)
1974年生まれ。セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの批評芸術学科を卒業後、出版社リトルモア勤務を経て、2001年有限会社シアタープロダクツ設立、取締役として広報、コミュニケーションにまつわる企画やマネジメント業務を担当。09年~10年、スペクタクル・イン・ザ・ファーム実行委員長、10年よりNPO法人ドリフターズ・インターナショナルをスタートし理事を務める。「ドリフのファッション研究室」などのアパレル業界における勉強会シリーズも企画し、「ファッションは更新できるのか?会議」を水野大二郎とフィルムアート社より出版した。包装材料問屋シモジマの新業態「ラップル」のオープンではクリエイティブディレクターとして参画、現在、株式会社ロフトワークAWRD編集長を担当するほか、様々なイベントのプロデュースを行っている。
中村 茜(なかむら・あかね)
1979年東京生まれ。日本大学芸術学部在籍中より舞台芸術に関わる。2006年株式会社プリコグを立ち上げ、08年より同社代表取締役。チェルフィッチュ・岡田利規、ニブロール・矢内原美邦、飴屋法水などの国内外の活動をプロデュース、海外ツアーや国際共同製作の実績は30カ国70都市におよぶ。2009年NPO法人ドリフターズ・インターナショナルを、金森香(AWRD)と藤原徹平(建築家)と共に設立。そのほか、『国東半島アートプロジェクト2012』『国東半島芸術祭2014』パフォーマンスプログラムディレクター、2018年よりアジアを旅するエクスチェンジ・プラットフォーム「Jejak-旅 Tabi Exchange : Wandering Asian Contemporary Performance」の共同キュレーター等を歴任。2016-17年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の支援を受けバンコク(タイ)に18ヶ月、ニューヨ ーク(アメリカ)で6ヶ月研修。2011~2015年、日本大学芸術学部演劇学科 非常勤講師。舞台制作者オープンネットワークON-PAM理事。
藤原 徹平(ふじわら・てっぺい)
建築家。横浜国立大学大学院Y-GSA准教授 フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰 一般社団法人ドリフターズインターナショナル理事。
1975年横浜生まれ、横浜国立大学大学院修士課程修了2001年~隈研吾建築都市設計事務所勤務、設計室長・パートナーを経て2012年退社。2012年より現職。一般社団法人ドリフターズインターナショナル理事、宇部ビエンナーレ運営委員・審査委員・展示委員。
主な作品に「等々力の二重円環」、「代々木テラス」、「稲村の森の家」、「那須塩原市まちなか交流センター」など。著書に『7inch Project〈#01〉Teppei Fujiwara』(ニューハウス出版、2012年)、共著に『アジアの日常から』(TOTO出版、2015年)、『応答 漂うモダニズム』(左右社、2015年)など。受賞に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞 日本建築士会連合賞奨励賞、東京都建築士会住宅建築賞、日本建築学会作品選集新人賞など。

『リ/クリエーション』とは、明治期にその言葉が輸入されたとき「復造力」と訳されていました。「遊び」や「余白」の思考は、新たなプロジェクトを創り出します。
このスクールでは、第一線で活躍するナビゲーターのアドバイスを受けながらフィールドワークを行い、そのプロセスから、参加者それぞれの問いや思いがアートやビジネスという境界を越え、これからの未来をつくるような「企画」に育っていく場を提供します。
今いる場所から視点を変え、身体に知識を蓄え、思考の流動性を高めることを通して、「復造力」を取り戻そう!