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【イベントレポート】オープントライアルイベント#04「問いによる出会い」

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QWS Cultivation Program

2019年11月1日のオープンを間近に控えるSHIBUYA QWS(渋谷キューズ)。その主なプログラムの一つである、“QWS Cultivation Program”のオープントライアルイベントもいよいよ最終回の第4回を迎えました。

QWS Cultivation Programとは?

ワークショップやイベント、アカデミックリサーチの⽀援などを通して、「問う」⼒や感性を耕すプログラムです。「問い」に惹きつけられた仲間たちと巡り会い、「問い」の可能性を社会へと広げていきます。

 

QWS Cultivation Program

開催概要
日時 :
2019年8月21日(水)19:30〜21:30
会場 :Loftwork COOOP10
イベント運営:
【主催】渋谷スクランブルスクエア株式会社
【共催】株式会社ミミクリデザイン
【協力】株式会社ロフトワーク

問いと出会い、問いによって出会う。

第4回のテーマは、「問いによる出会い」。SHIBUYA QWSがキーワードとして掲げる“可能性の交差点”を体現すべく、問いによって多様な人が交差(スクランブル)していくために必要な要素を探求していきます。

 

ファシリテーターを務めるのは小田裕和(株式会社ミミクリデザイン)と雨宮澪(株式会社ミミクリデザイン)。まずは小田が、今回のワークショップの目標について、最終的に参加者が「問いと出会う感覚」と「問いによって出会う感覚」の二つを体感してもらいたい、と話します。

 

第1回から一貫して、さまざまな人との協同的活動を通じて多様な問いに触れてきました。この第4回では、そこからもう一歩踏み込んで、出会った問いと仲間になるような感覚を味わってほしいというのが、一つ目の「問いと出会う感覚」です。また、その出会った問いを媒介にして、一緒に問うてみたいと思えるような仲間を見つける体験してほしいというのが二つ目の「問いによって出会う感覚」にあたります。

さっそく本日最初のワークへ。まず小田から、次のようなお題が投げかけれました。

「あなたがSHIBUYA QWSで問うてみたいことはなんですか?」

 

そして、このお題に対する自分なりの答えとなる問いを、会場の様々な場所に置かれた紙に記し、ポストカードに見立てて表現してみましょう、と小田。その後、実際にポストカードを使って旅の様子を語るように、お互いの問いを見せ合い、背後にある思いを語り合ったり、問いを贈り合ったりするワークを通して、問いとの出会いを体験していきました。

全ての参加者がポストカードを作り終えると、ランダムにペアを組み、それぞれの問いについて10数分かけて語り合ったのち、終了間際に、お互いの問いを交換します。その後、また別の人とペアを組み、先ほど他の人から贈られた問いを、あたかも自分の問いであるかのように紹介し、語り合います。その時間を終了すると、再び問いを交換。3ラウンド目の語り合いに備えます。

 

2ラウンド以降は、他の人から贈られた問いを“自分の問い“として語ることになります。その時に生じる違和感や新たな気づきから、自らの問いに対する価値観を深掘りしていきました。

3ラウンド目にもなると、もはや誰が作ったのかもわからない問いを、あたかも自分が作った問いのように語らなくてはなりません。自分以外の誰かになりきってみなければならない、比較的ハードな活動であったにも関わらず、終始楽しそうに取り組む参加者たちの様子が印象的でした。これまで一貫して問いと向き合い続けてきた成果が垣間見れたように思えます。

問いとの出会い方をデザインする

雨宮にファシリテーションをバトンタッチして行われた次のワークでは、前のワークでたまたま手元に回ってきた問いを「場に埋め込む」ことで、問いとの出会い方をデザインするワークが設けられていました。

 

同じ問いでも、見上げるのか、見下すのか、他のオブジェクトと一緒に見るのか、それだけを見るのか、一人で見るのか、誰かと見るのかといったシチュエーションの違いによって、受ける印象や、喚起される思考の方向性は大きく異なります。今回のワークでは、そうした差異を味わいながら、場全体を使って問いとの出会い方をセッティングすることで、新たな気づきを生み出していきました。

 

問いによって飾られた場全体を鑑賞して巡ります。一人でじっくり向き合うのか、誰かとても語り合う媒介とするのか、問いごとに異なる距離感を楽しみながら、それぞれの問いとの向き合い方を考えていきました。

振り返り:「問い」から私たちが得たものは何か?

最後にこれまでの体験を通して、どんな変化が生まれたのか、振り返りが行われました。まずは本日の第4回の内容を踏まえての学びについて、次のように語られていました。

参加者A 
“他の人の問いを言語化して、また別の人に説明するというのがすごく面白かったです。相手の話をしっかり聞いて理解しなきゃいけないし、なおかつ次は自分が話す時も(伝わるように)工夫しなきゃいけなくて。新鮮な体験でした。”

参加者B 
“たくさんの人から問いをもらうことで、色々な感情が自分の中で湧き上がったのが、自分の中で発見でした。すごい良い体験でした。あとでまた時間をおいて、問い返してみたいなと思っています。”

また、全4回のQWS  Cultivation Programオープントライアルイベント全体の感想も合わせて寄せられていました。

参加者C 
“(QWS  Cultivation Programに参加すると)イベントの最中に皆さんから頂いた意見や、みなさんのさらなる問いを、職場に持って帰って、話しちゃうんですよね。「こんなことを言う人がいるんだよ」とか「この問い、どう思う?」とか。それがさらに楽しくて。イベント当日も、「問いを立ててください」と言われると、何にしよう?って、すごい考えますよね。今日もそう思ったんですけれど(笑) でも、それを考えることがすごく楽しい。ワクワクするような問いをぜひ考えたいと思いますし、みなさんに問いかけて、刺激を与えたり頂いたりできるような問いを作りたいと思いながら、参加をしていました。”

また、オープントライアルイベントの総括として、最後に小田から次のようなまとめの言葉が話されていました。

小田 “今回のオープントライアルイベントを通して、問いの可能性や楽しさもそうですが、これから生まれてくるSHIBUYA QWSという場所の可能性にも触れて頂けたのではないでしょうか。今、皆さまは「問いの入り口」に立ったところで、これから皆さんで、さらに可能性を広げていったり、学びを深めていって頂ければなと思っております。今回は本当に参加していただきまして、ありがとうございました。”

 

◯イベント運営:
【主催】渋谷スクランブルスクエア株式会社
【共催】株式会社 ミミクリデザイン
【協力】株式会社 ロフトワーク