社会的養護の子どもたちの可能性は、そこで、はたらく人の幸せを通じて広げることができるのか?
社会的養護に特化した求人サイトの運営や、社会的養護の魅力など採用に関する企画をするプロジェクトがALLHOMEです。離職率が50%を超えるとされる、児童養護施設。そんな社会的養護で働く人がまず幸せに働ける世界を作ることで、そこで暮らす子どもたちの幸せを作っていくことを目的としています。
- Keyword :
-
- #社会的養護
- #はたらく
- #児童福祉
- #デザイン
- #子ども
- プロジェクト名:
- ALLHOME
- メンバー:
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- 吉住海斗
- 中嶋珠李
- 中嶋誼
- moeka
- Keyword :
-
- #社会的養護
- #はたらく
- #児童福祉
- #デザイン
- #子ども
何にチャレンジするのか?
児童養護施設をはじめとする、社会的養護ではたらく職員さんの幸せを作ることを通じて、子どもたちに幸せを還元するチャレンジをするプロジェクトです。
児童養護施設の職員さんは3年以内の離職率は50%と言われています。
自分が育った場所でもあり、行き場を失った子どもたちを守るための施設。
そんな社会的養護での働くを持続可能なものにする取り組みをALLHOMEは行っていきます。
なぜチャレンジするのか?
児童養護施設を18歳で自立し、社会に出て、自身が育った以外の施設について知ることが増えた。施設ごとに異なる想いに沢山触れてきた。
その時に『あの先生がこの施設だったら辞めなかったかもしれない』その時にこのプロジェクトを思いつきました。はたらくを持続可能なものにすることを通じて、望まない離職を減らしていきます。

どのようにチャレンジするのか?
ALLHOMEを通じて、施設での働くをより良くするサービスを作ります。よくする要素は大きく、採用・帰属意識・労働環境に集約されます。
8月:ALLHOMEの製品版開発に向けたプロタイプの要件定義。β版のローンチ。ALLHOMEとしてとりうる手段の明確化(何屋さんなのかをわかるようにする)。実際にデザイン・開発も着手する。ビジネスモデルの再設計、問いに関する検証をする→問いを細分化して、構造化→ヒアリングなどを通じて検証をする
9月:開発をしつつ、8月に再設計した料金などのビジネスモデルをもとに営業活動。
10月:ワークショップや展示、メンタリングを通じてプロトタイプを改良し、製品版の完成につなげます。

プロジェクトメンバー
中嶋誼
UXデザイナー
中嶋誼(よしみ)です。 好きな食べ物はオムライスです。 小さな出版社で編集者をやっています。 課題に向き合い、立ち向かう人の横で一緒にやるのが好きです。
応援コメント
リーダーインタビュー
あなたの[問い]は、どのような未知の価値に繋がると考えますか?
施設で働く人の幸せを作ることは、児童養護施設などで生活するこども達の自立につながると考えています。大学進学率も低く、夜の街に消えてしまう子ども達や、生活保護を受けてなかなか抜け出せない子ども達が、施設出身の場合比較的多いです。だからこそ、そんな子ども達を支えるのは大人です。ケアする人が持続的に働ける環境はとても大切です。
あなたの「問いの感性」は、どのような経験を通じて育まれましたか?
人生で初めて自分が育った以外の児童養護施設を見たとき、自分の育った施設との違いに、私は衝撃を受けました。辞めちゃった大好きだった先生は、そこだったら働き続けられたのではないかと思いました。子どもは施設を選べないかもしれないけれど、はたらく人の選択の自由は作れるのではないだろうかと思ったのだ。
株式会社ボーダレス・ジャパン ボーダレスアカデミー 事業代表
半澤 節